kunomari

|illustrator|yokohama / japan| イラストレーター・絵本作…

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|illustrator|yokohama / japan| イラストレーター・絵本作家。 絵本『のせのせせーの!』(文 斉藤倫さん・うきまるさん/ブロンズ新社)『おなかのなかのあかちゃんへ』(文 こがようこ/岩崎書店) HP : https://kunomari.com

記事一覧

a windy day

散歩に出たことをちょっと後悔するくらい風の強い日に もしいつもみたいに小さい子たちが外を散歩してたら 飛んでっちゃうんじゃないかと 勝手に想像して 勝手に心配し…

kunomari
2週間前

グループ展「私の本棚展」のお知らせ

久しぶりのグループ展のお知らせです。 東京・谷中のひるねこBOOKSさんで開催される「私の本棚展」に参加させていただきます。 なぜだかずっと描きたいと思っていた二段ベ…

kunomari
1か月前

あったかくなってきた

kunomari
2か月前

『君たちはどう生きるか』

「君たちはどう生きるか」の今更感想。 公開日に見に行ってずっと感想書きたかったけど、ずっと言葉にできなくて驚くほど時間が経ってしまいました。 当時は、ポスタービ…

kunomari
2か月前
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今年もありがとうございました

私の中で、勝手に大晦日の恒例になった今年1年の振り返り日記。 2023年は、細々と作業・お仕事・新作絵本の刊行、取材やトークイベントなどのちょっとした挑戦が交互にや…

kunomari
4か月前
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空のお弁当箱

母になって3年め、 初めて「お弁当箱が空になって返ってくる」 を経験した。 「全部食べてくれたんだな」と思うと、 胸の中に石炭30個位くべられたみたいな 熱いもの…

kunomari
5か月前
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HAPPY HALLOWEEN

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6か月前

「銀河レベルで考えると大したことじゃないかもなぁ」

kunomari
8か月前
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2024年版カレンダー販売はじめました

​ 来年のカレンダーを今年も作りました! 下記のオンラインショップで予約販売を開始しています。 昨年のカレンダー、手に取ってくださった皆様、嬉しいご感想を沢山あ…

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8か月前
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絵本「おなかのなかのあかちゃんへ」絵を描くときに考えてたこと

​ 絵を担当させていただいた、 6月に発売された絵本「おなかのなかのあかちゃんへ」(こがようこ作/岩崎書店)の制作時の話を、どこかでまとめたいなと思い、書き残そう…

kunomari
8か月前
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君をおくる

​ 泉ゆたかさんの新作単行本『君をおくる』の装画を担当しました。 写真を取る時に見られる“玉ボケ”と呼ばれる光が丸くボケて写り込む現象が、 「おくる」動物たちの…

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1年前
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快適ゾーンを出るぞ

と、いうのを今年のちょっとした目標にすることにしていました。 具体的に始めたのは運転と、運動。 上京してからというもの、 すっかりペーパードライバーになってしま…

kunomari
1年前
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スプーンの中と目が合う

もっと自分の中の根源から溢れ出す何かを形にしたい

kunomari
1年前

なにかよいこと

kunomari
1年前
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SELFCARE

kunomari
1年前

霧が晴れる

はじめこの作品はタイトルを「まどろみ」にしてたんですが、 「うーん、なんか違うなぁ」と思いながらもやもや眺めてて、 ふと「霧が晴れる」というタイトルに変えたら、 …

kunomari
1年前
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a windy day

a windy day

散歩に出たことをちょっと後悔するくらい風の強い日に

もしいつもみたいに小さい子たちが外を散歩してたら

飛んでっちゃうんじゃないかと

勝手に想像して

勝手に心配した

On a windy day I kind of regretted going out for a walk,

If the little ones were strolling outside like they usu

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グループ展「私の本棚展」のお知らせ

グループ展「私の本棚展」のお知らせ

久しぶりのグループ展のお知らせです。
東京・谷中のひるねこBOOKSさんで開催される「私の本棚展」に参加させていただきます。

なぜだかずっと描きたいと思っていた二段ベッドと双子を、本棚と組み合わせて描きました。
絵の中には、本から飛び出した色々な物語が散りばめられています。ぜひ原画の中を探してみていただけたらなと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

↓以下、展示詳細です

【展示のお知

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『君たちはどう生きるか』

『君たちはどう生きるか』

「君たちはどう生きるか」の今更感想。

公開日に見に行ってずっと感想書きたかったけど、ずっと言葉にできなくて驚くほど時間が経ってしまいました。

当時は、ポスタービジュアル以外何も情報がなく、きょうび珍しくまっさらな状態で映画館に行ける貴重な機会で、

「見てきた」と言うのすら野暮と思ってしまうくらい、個人的には食らってしまって、心の中で咀嚼して気持ちを熟成させるのに時間がかかる作品でした。

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今年もありがとうございました

今年もありがとうございました

私の中で、勝手に大晦日の恒例になった今年1年の振り返り日記。

2023年は、細々と作業・お仕事・新作絵本の刊行、取材やトークイベントなどのちょっとした挑戦が交互にやれた一年という気がします。

とにかく絵ばっかり描いていたのは例年通りながら、 小説装画や、新作絵本のお仕事、雑誌扉絵のお仕事、 海外のイラスト集に載せていただいたり、いろいろ貴重な体験が出来ました。

貴重といえば、 雑誌MOEのム

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空のお弁当箱

空のお弁当箱

母になって3年め、

初めて「お弁当箱が空になって返ってくる」

を経験した。

「全部食べてくれたんだな」と思うと、

胸の中に石炭30個位くべられたみたいな

熱いものを感じながら洗い物した。

お弁当、毎日となったら絶対大変だけど。

今日の気持ち、忘れたくないなー🔥

「銀河レベルで考えると大したことじゃないかもなぁ」

2024年版カレンダー販売はじめました

2024年版カレンダー販売はじめました



来年のカレンダーを今年も作りました!

下記のオンラインショップで予約販売を開始しています。

昨年のカレンダー、手に取ってくださった皆様、嬉しいご感想を沢山ありがとうございます。本当に励みになりました。

今年は個人的な祈りや希望を内包した絵を、自由にのびのび描きました。「飾れる作品集」として来年1年の生活に寄り添ってくれたらいいなと思っています。

予約販売ページはコチラです↓

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絵本「おなかのなかのあかちゃんへ」絵を描くときに考えてたこと

絵本「おなかのなかのあかちゃんへ」絵を描くときに考えてたこと



絵を担当させていただいた、
6月に発売された絵本「おなかのなかのあかちゃんへ」(こがようこ作/岩崎書店)の制作時の話を、どこかでまとめたいなと思い、書き残そうと思います。

もともと、この絵本は岩崎書店社内の方の立案で始まった企画で

「これからお父さんお母さんになる人のための絵本を作りたい!」とかなり以前から希望していらして、

今回はその念願が叶った形なのだそうでした。

作者のこがよう

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君をおくる

君をおくる



泉ゆたかさんの新作単行本『君をおくる』の装画を担当しました。

写真を取る時に見られる“玉ボケ”と呼ばれる光が丸くボケて写り込む現象が、

「おくる」動物たちの魂のようだと思い、絵に取り入れました。

はじめに原稿をいただいて読んだとき、思わずボロボロ泣いてしまいました。

動物を飼ったことのある人には、特に心に迫るお話なのではないかと思います。

私も昔の飼い犬を思い出さずにはいられません

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快適ゾーンを出るぞ

快適ゾーンを出るぞ

と、いうのを今年のちょっとした目標にすることにしていました。

具体的に始めたのは運転と、運動。

上京してからというもの、

すっかりペーパードライバーになってしまったけど(歴10年)

子供ができ、運転出来ないといろいろ不便が増えてきて、

思い切ってペーパードライバー講習を受けてきました。



頑張った…!!

今日は初めて首都高に乗って家族でお出かけしてきました。

まだまだめちゃ怖い

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スプーンの中と目が合う

スプーンの中と目が合う

もっと自分の中の根源から溢れ出す何かを形にしたい

霧が晴れる

霧が晴れる

はじめこの作品はタイトルを「まどろみ」にしてたんですが、
「うーん、なんか違うなぁ」と思いながらもやもや眺めてて、
ふと「霧が晴れる」というタイトルに変えたら、
急に作品まで良く見えてきたのでそれでいいやとした絵です。

なんかずる(?)のような感じもしますが、
文が霧を晴らしてくれたようで面白い出来事でした。

時々ある、タイトルが作品をよく見せてくれるみたいな現象が面白くて、
文と絵の関係は

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