世界や日本を救うための議論に、「暇だねぇ」という意見が出る意味
「日本の第三の開国」をテーマに、今を輝く起業家や経営者が対談する書籍を書店で見かけて、ふと「暇だねぇ」という言葉が頭をよぎった。
この言葉は、ある映画に出てくるおじさんが何気なくいうセリフだ。
第三の開国というテーマは、少し考えただけでも次のような課題が山積した状況では非常に重要なテーマだ。
なので、個人的には「暇なことしてるな」とは思わない。
むしろ舵取りができない政治家が当てにならない日本では、民間企業の重鎮がこういった話題を議論して、強制的に方向性を変えていく必要があると思う。
ただ、あの映画に出てくるおじさんが、この本を見たらきっと「暇だねぇ」と言うのだろうと思ったのだ。
その映画とは『閃光のハサウェイ』というガンダムシリーズの最新作。
この映画の中で最も印象的なシーンがある。(一部ネタバレを含みます。)
地球を救う目的でテロ行為をする主人公のハサウェイとは知らず、街でタクシー業を営むファンキーなおじさんが、ハサウェイを車に乗せる。
その街では環境汚染の影響で魚が獲れなくなっている話で、二人の意見は食い違う。
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