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みきの話

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2021年7月開催☆夏は「みき」!甘酒よりすごい!神秘の発酵飲料「みき」作りワークショップのご案内

2021年7月開催☆夏は「みき」!甘酒よりすごい!神秘の発酵飲料「みき」作りワークショップのご案内

来間島のヨーコさんが開催する「みき」作りワークショップ、7月開催の日程のご案内です!

【ご挨拶】
こんにちは!みきの店んきゃぎさまち、の、店主ヨーコです!
岐阜県出身の、来間島在住21年の島人です。
オバアから来間島伝統製法のみき(神酒)を受け継ぎ、公設市場のお店でみきのテイクアウト販売と、みきの作り方を伝授する活動をしています。
みき、は古より伝えられてきた魔法の発酵飲料です。
島に伝わる、古

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これは龍だ、粟は天と大地をつなぐ龍だ、と思った話

これは龍だ、粟は天と大地をつなぐ龍だ、と思った話

これは龍だ。
と、思った。
粟を、生まれて初めて見た時、そう思った。
粟は龍だ。
粟は、天と大地をつなぐ龍だ。
と、思った。

ちょうど1年ほど前のこと。
玉木の紹介で、伊良部島の佐良浜のもとツカサの女性の畑を訪ねることとなった。
彼女は、佐良浜の祭祀で供えるために粟をずっと作り続けていて、
ツカサを退いた今も、神事のために粟を作り続けている人でした。
そこで私は生まれて初めて粟を見た。
その時、

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夏は「みき」!甘酒よりすごい!腸から元気になる!神秘の発酵飲料「みき」作りワークショップ☆2021.6月開催のお知らせ

夏は「みき」!甘酒よりすごい!腸から元気になる!神秘の発酵飲料「みき」作りワークショップ☆2021.6月開催のお知らせ

2021年6月開催のワークショップのお知らせです~~!

【6月3日(木)13時30分から15時30分オンライン開催】残席2

お申込みは、5月27日(木)23時59分まで

ダイレクトメッセージにてお申込みください。

【6月21日(月)夏至 13時30分から15時30分 オンライン開催】残席3

お申込みは、6月14日(月)23時59分まで

ダイレクトメッセージにてお申込みください

【6月

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神さまからのメッセージを届ける役目~5.14みきワークショップの報告とお礼

神さまからのメッセージを届ける役目~5.14みきワークショップの報告とお礼

【みき作りワークショップの報告と、預かったメッセージをちゃんと伝えることができた、というちょっと不思議な話】

宮古島にはたくさん光が溢れている。
神さまももっと島にたくさんの光を降ろそうとしている。
だけど、光を降ろせない。
光を受け止めてくれる場所がない。
水が汚れているから、光りを降ろせない。
水を綺麗にしなさい。
水が光を受け止めてくれる。
光は水だ。
水は光だ。
というメッセージをヨーコ

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夏は「みき」!甘酒よりすごい!神秘の発酵飲料みき作りワークショップ☆2021年5月のご案内

夏は「みき」!甘酒よりすごい!神秘の発酵飲料みき作りワークショップ☆2021年5月のご案内

来間島在住21年のヨーコさんが伝える、来間島伝統製法による神酒(みき)作りワークショップの5月の予定のご案内です!

5月5日は、立夏。夏の始まりです。

ぐんぐんと気温が上昇し、雲が湧き、夏に向かっていくこの季節には、「みき」がぴったりです!

島では、夏バテ防止に家庭でも手作りで「みき」を作ります。

また、来間島の「みき」の材料である「麦麹」=「麦」は、身体を冷やす作用や体を緩める作用がある

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穀雨のみき、と、台風2号

穀雨のみき、と、台風2号

今日、4月20日は二十四節気のひとつ、穀雨です。

穀雨とは、穀物を潤す春の雨が降ること、
恵みの雨、豊穣への願いが込められているような季節です。

皆さんのお住いのところでは、最近雨は多くないですか?
そろそろ、田植えの準備も始まっているのではないでしょうか?

さて。
動画は、今朝のうちの畑です。
黍がたわわに実りだし、粟は熟すまではもうちょっとかなあって感じです。

本土の麦や雑穀の時期と島

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みき、と、デイゴ、と台風と

みき、と、デイゴ、と台風と

「みきがいつもより発酵が早いかも~⁉️」との、お声を多くいただいておりますが、皆様はどんなですか?
4日のワークショップでも、思ったより早く酸味が出ました‼️とのお声があり。
名古屋のみほこさんからも、5日に仕込んだみきが7日にはもう発泡しだしてます!と報告があったところです。
季節が初夏を迎えた宮古島や沖縄県だけかなあ、と思っていたのですが、名古屋も⁉️大阪も⁉️と、驚いています。
昨日、島のオ

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2021年4月~暮らしをつなぐ祈りをつなぐ来間島伝統製法みき(神酒)作りワークショップ~のご案内

2021年4月~暮らしをつなぐ祈りをつなぐ来間島伝統製法みき(神酒)作りワークショップ~のご案内

4月のみき作りオンラインワークショップのお知らせです!

【ご挨拶】
こんにちは!みきの店んきゃぎさまち、の、店主ヨーコです!
岐阜県出身の、来間島在住21年の島人です。
オバアから来間島伝統製法のみき(神酒)を受け継ぎ、公設市場のお店でみきのテイクアウト販売と、みきの作り方を伝授する活動をしています。
みき、は古より伝えられてきた魔法の発酵飲料です。
島に伝わる、古からの発酵の技は、みきは、私た

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春分の日・来間島のみきワークショップの報告

春分の日・来間島のみきワークショップの報告

不自由は発見の始まり。
出会いは発見の味方。
3月20日の春分の日は、みきのワークショップでした。
ここで、前代未聞の出来事があり、
そして、世紀の大発見がありました!!

それは、名付けて「キリコ&裕美式!みき製造法」!!
これは、不自由が生んだ発見、出会いが生んだ発見なのです!
もう、オバアもビックリ( ゚Д゚)だよ~~~!

今回の参加者のお1人であるキリコさんは、
右手が使えず、左手のみで

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オバアの言葉は神の言葉かもしれない「できることはなんでもやりなさい」

オバアの言葉は神の言葉かもしれない「できることはなんでもやりなさい」

「できることは、なんでもやりなさい」
と、オバアは言った。

今日は、みき作りのワークショップでした。
おばあから受け継いだ、来間島のみき、を伝えるためのワークショップでした。

無事に終わって、わたしにみき作りを教えてくれた、師匠であるオバアのところに報告へ行ってきました。

姿が見えるなり、オバアは言う。
「なんであんたは見えないか?」

えっと、えっと、えっと、と一瞬たじろぐ私。
「あ~、畑

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土に生きる喜びと、みき

土に生きる喜びと、みき

2月、黍の穂が出てきました。
12月に播種した黍(きび)と粟(あわ)。
粟はまだ穂が出てきてないけど、黍は出てきてました。
早くも鳥に食べられているから、何か手を打たなきゃだね。

この島に生きて、「みき」に関わる以上は、
いつかは通るであろう、
通らねばならぬだろう、
やらねばならぬだろう、
と思いながら、
「雑穀は難儀ぃさあ~」とオバアらの言葉に恐れてしまったり、
また、ゴーヤーやインゲン豆の

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