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景気は人々の予測によって変動する

後藤達也さんの、このnote記事を読んで思うこと。

「インフレと景気」再考|後藤達也 @goto_finance #note

経済は人々の予測によって変動する。

記事中の「good news is bad news」どういう言葉で言われるように、いつの頃からか、景気が悪いと株価が上がり、景気が良くなる兆しがあると株価下がりという、素朴な常識とは逆の傾向にあるが、素直に考えたらやっぱりいびつ。

今のところ、人々がそう予測するから、ということだろうが、いつまでも続かないんじゃないだろうか。

景気が悪ければ中央銀行が利下げを始め金融緩和をし、政府も積極財政に向かうから今後の企業業績は良くなるはず・・・というのは分かるし実際そうなってはいるが、やっぱり企業業績の根本は人々の消費意欲のはず。

ここを無視して個人消費よりも政府と中央銀行の政策に重きを置くなんて、いささかマニアックすぎはしないか。

今のこの、株価は今ひとつだが消費は好調という状況が続けば、いくらか人々の予測も変わるのではないかも思う。

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