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いつも知らない間に物事は進んでいく


きょうは知らない間にこんにゃことににゃってたのかと思わされる記事がいくつかあったので紹介するにゃ。

① 欧州株・債券に資金流入

欧州株は米国株や日本株に比べて底堅さが目立つ。4月8日までの2月末比騰落率は、英FTSE100種総合株価指数が4.1%高、欧ストックス600が2.9%高と、日経平均株価の0.5%高や米S&P500種株価指数の2.1%高を上回った。独DAX指数と仏CAC40は3月末にかけ連日で最高値を更新した。
 欧州の長期金利の相対的な低下が支えとなっている。ドイツの長期金利は23年秋に一時約3%まで上昇したが、足元では2.4%近辺で推移する。米長期金利は8日、4カ月ぶりに4.4%台後半まで上昇し、米株式市場の重荷になっている。
(中略)
 利下げ期待は債券市場にも広がる。「ドイツやフランスといった欧州債の投資妙味が高い。利下げ開始が視野に入り、米国よりも景気が強くない欧州ではより深い利下げ期待がある」とモルガン・スタンレーMUFG証券の杉崎弘一マクロストラテジストは話す。
 実際に欧州債券ファンドには資金流入が続いている。米調査会社EPFRによると、純流入額は年初から4月3日までの累計で300億ドル(約4.5兆円)にまで膨らんでいる。

日本経済新聞

つい最近まで欧州といえば、中国不況のあおりをもろに受けてめちゃくちゃ景気後退してるみたいな話が多かったのに、いつの間にか株価は日米をアウトパフォームしてるにゃ😹 背景には利下げの行方が不透明なアメリカに比べて、かにゃり利下げ時期がはっきりしてることが大きいみたいにゃ。しかも経済の足腰もアメリカよりかは弱いから、利下げペースも早くニャルんじゃにゃいかという期待から債券市場も見事な右肩上がり⤴️ 金利低下→株高の上昇気流に乗ってるにゃ。
🇩🇪ドイツにも拠点を置くDMG森精機が年明けからずっと強いのもこのためかにゃ? ヨーロッパに強い銘柄は目先強い展開が見込まれそうにゃ。


② 半導体支援、日本手厚く GDP比0.71%

財務省の懸念は日本の支援の多くが財源を伴っていない点だ。設備の導入などを支援する3.9兆円のうち、TSMCにおよそ1.2兆円、国内で最先端半導体の製造を目指すラピダスには9千億円程度を充てる。ただ財源の裏付けがあるのは5千億円強にとどまる。
(中略)
米国は「ペイアズユーゴー原則」のもとで新規施策の財源確保を義務付ける。実際に、気候変動対策などを盛り込んだ米国の「2022年インフレ抑制法」は10年間で4370億ドル(約66兆円)の大規模な新規歳出を見込むが、大企業への課税強化などで対応している。

日本経済新聞

TSMCを皮切りに国内での半導体関連の投資が活発ににゃってきて日本も捨てたもんじゃにゃいみたいにゃ感じに思ってたけど、ちょっとそれはぬか喜びかもしれにゃいにゃ。こうした動きに日本は米欧と比べてもGDP比でトップクラスの手厚い支援をしてるけど、そのほとんどが財源の裏付けがにゃいんだとか知らにゃかったにゃ😹 にゃんだかんだでちゃんと出せるんだろうけど、金利のある世界に戻ってきた今、そのしわ寄せがどこかで何らかの形で押し寄せてきそうでちょっと心配ですにゃ🤔


③ 物価高、家賃も動かす 指数25年ぶり上昇

物価を長らく押し下げてきた家賃が賃金や物価情勢に応じて上がり始めれば、CPI全体を押し上げ、政府・日銀が掲げる2%物価安定目標の下支えとなりうる。
SMBC日興証券の丸山義正氏は「足元の家賃上昇はインフレ基調の重要な変化を示している可能性がある。新年度に入ってからも持続して上昇するかが焦点だ」と指摘する。

日本経済新聞

長らくデフレが続いてきたからか、さすがにもうインフレも続かにゃいだろうと思うクセがにゃかにゃか抜けにゃかったけど、このデータをみると「もうはまだなり」と素直に思ってしまったにゃ。賃上げもまさかここまで上がるとは想像できにゃかったから、リアルに値段が上がっていくサイクルに入ることができたのかにゃ?
資産価格が今後も上昇していくという意味では嬉しい反面、さっきの記事でみた政府の支援に裏付けがにゃいという面では、財政悪化懸念でもろもろ相殺されてしまいそうな疑念も少し付きまとうにゃ。



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