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転換点

① 【ポジション】動く日米欧通貨の均衡点

円が全面安となっていないのは、ユーロの「敵失」の面がある。
12日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)を受けた相場の反応が如実に物語る。米CPIが市場予想を上振れしインフレ圧力の強さを示す結果となったことで、ドルが買われ、円の対ドル相場は1ドル=149円台前半から149円台後半まで下げた。
一方、1ユーロ=158円台前半で推移していた対ユーロ相場は157円台後半まで円高・ユーロ安方向に振れた。野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは「情勢が不安定化する中東から距離が近い欧州の景気不安が嫌気され、ドル買いの相手方としてユーロ売りが選ばれやすい地合いだ」と指摘する。

日本経済新聞

「悪い円安」という言葉もあまり聞かなくにゃったなぁと思っていたらやっぱり「円の全面安」という局面も徐々に変わりつつあるっぽいにゃ。そろそろ金利の天井も見えてきて、日本はこれからという事情と中東情勢の混迷も相まって、まずは対ユーロで円安の流れが巻き戻しつつあるにゃ。対ドルでもそろそろそうにゃるかにゃ?


② 中東混迷も原油上値重く

世界の石油需要についても、23年こそ日量1億185万バレルと前月の1億181万バレルから小幅に上方修正したものの、24年は1億280万バレルから1億273万バレルに引き下げた。年増加幅は23年の225万バレルから24年には88万バレルと6割減る。電気自動車(EV)などエネルギー効率化の進展などを踏まえた。
(中略)
米エネルギー情報局(EIA)のデータでも需要減が示されている。米原油在庫は6日時点で前の週から1017万バレル増え、市場の事前予想(50万バレル増)を大きく上回った。増加幅は2月以来の大きさだ。

日本経済新聞

中東の緊張で跳ね上がったオイルも思ったほど上がり続けてないにゃ。すでに長期間みんなが耐えられなくなるくらいに上がっちゃってたから「需要破壊」とも言われるほどの状況。一時は中東情勢が緊迫して再びインフレ圧力が増す、50年前のオイルショックみたく、いったん収まってまた上昇するっていうインフレの波動と今の状況が似てるっていう記事を見かけたど、もしかしたらちょっと今回はそれが当てはまるかわからにゃくなってきたにゃ。


③ ツガミ、今期純利益下振れ

同社によると、中国や米国、欧州などの市場では工作機械の受注回復が遅れているといい、自動車向けや電子部品向けを中心に主力の旋盤機械の販売が想定より低迷した。

日本経済新聞

中国も景気減速、不動産不況と言われつつも消費では底堅い面も見られてにゃんだかんだ大丈夫なんじゃないかってちょっと思ってたけど、こと製造業においては安川電機もそうだったようにしばらく厳しい環境が続きそうですにゃ。逆に、ユニクロみたくそんな中国でも好調を維持できる銘柄を選別できればチャンスを得ることができるかもにゃ。

頑張るにゃ♪

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