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科学/技術/教育

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ここではサイエンスやテクノロジー、製薬関連トピック、教育関連のnoteを格納しています。
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#ビジネス

ポスドク問題、そして科学技術とイノベーションのバランス

ポスドク問題って話を最近よく見ます。 聞くたびに、ちくっと心に痛みを覚えます。。。 とい…

基礎研究の多様性は将来のビジネスの源泉

面白い記事があったのでご紹介します。 「基礎研究はもうかる」というキャッチ―なタイトル。…

皮膚外用薬の1強が仕掛ける創薬型企業への気合の入った脱皮に注目

皮膚薬専業の最大手、マルホ(大阪市)は医薬品の自社開発を始める。 ほかの製薬会社が開発し…

随所に主となる

随処作主立処皆真 随所に主となれば、立つところみな真なり 臨済禅師 この意味は、 どんな状…

創業一族の結束で創業350年のメルク

メルクといえば、世界に名だたるメガファーマー。 歴史があるとは知っていましたが、 まさか創…

難病治療に既存薬を使う取り組み

またドラックリポジショニングの記事が出ていて、 個人的には本当に嬉しい。 日本の中小の製…

ザ・再生医療って適応症で承認

まさに再生医療って感じがかなりする製品が承認されます、 しかも先駆け審査指定制度*を利用しています。 (日本として気合いを入れてやる再生医療製品だぞってこと)https://www.nipro.co.jp/news/document/181122.pdf https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38044750R21C18A1000000/ *先駆け審査指定制度https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenko

AIで研究動向調査の効率化

正直、どんな感じなのか使ってみたい。。。 まずは、冒頭の引用から。 人工知能(AI)開発…

日本の研究者の海外離れ

いつものように、まずは冒頭部分の引用から。 日本の若手研究者らの「海外離れ」が深刻だ。中…

医薬品の再就職「ドラッグリポジショニング」

この記事の締めくくりはこうあります。 武田薬品工業はアイルランドのシャイアーを約7兆円で…

第三の刺客「マテリアルズインフォマティクス」

インフォマティクス系の第三弾といったところでしょうか。 わかりやすい説明が日立のHPにあり…

研究力に加えて稼ぐ力も必要な大学はどう生きていく?

これまで企業側からの大学側への働きかけの話が多い中で、 大学側もアクティブに動いていると…

日本の大学の研究成果は誰のもの?

本庶先生の手厳しいコメントが載る冒頭の記事の引用から始めます。 日本企業は「見る目」がな…

すごい大変だったろうなぁ、まさに粘り!

ノーベル賞受賞となったので、この話はとても有名になりつつあります。 日本初の発見が世界初の抗体医薬品を産み出しました。 ほんとに凄いことです。 仕事で、この開発の流れを提携などの観点から整理したことがあって、 本当に凄いことをしたなと感嘆したのを覚えています。 京大初のPD-1発見、作用機序の確定、共同研究、メダレックスとの提携、BMSのメダレックス買収、BMSへの開発地域の割譲(小野薬品工業は、日本を含むアジアの一部のみ)、世界に先駆けて日本で上市、 世界規模のガン免疫