逃げていいし、逃げてもいい
私は逃げてきた
責任から逃げたし、人と上手く会話しようということからも逃げてきた
あの頃の私は後悔した
自分の無力と無責任さに腹が立ち、後悔した、涙した
今でも後悔する時がある
でも後になって思うと、逃げて良かったと思っている
そういう選択肢もあるということに気付けたし、「こういう場合は逃げても良いんだ」と、自分自身の心の取説に追加される
『逃げる=悪・弱い』
ではなく、
『逃げる=自分を助ける・選択肢の一つ』
だと思う。
勿論、逃げてはいけないときもあるし、反省すべき点もある
だけど、
自分自身にとって凄く辛いことがあったり、
心が抉られるような、拷問のように感じるくらいに思うような、
そんなやりたくないことや環境にいるのなら、逃げていい
現在進行形で今でも色々なことに逃げている私がここにいる事に、色々思う事はあるけど、今なら__「逃げる自分がいたっていいじゃない」と思える
昔ならこんなこと、思わなかったし、思うことすらもカッコ悪いと思っていた
でも__逃げた経験があるから、「こんな人間らしいことが言えるんだな」、「逃げれる人間で良かったな」と思える、新しい自分に出会えた。
このエッセイを書いている最中、
『逃げる=新しい縁や環境、新しい自分に出会えるきっかけ』
…でもあるということに、ようやく気付けた自分がいた。
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