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本当に開催する文学フリマ(Pさん)

 君達は見ただろうか。狼煙のみ上がって本体が全く見えない様を。
 前回の投稿から一月が経とうとしています。お久しぶりです。
 読書は続けていて、やや順調なくらいですが、不思議にも「目がテン」の形式にはしづらく、まだ踏みとどまっています。
 驚愕すべきことですが、今月16日に開催予定だった文学フリマ東京が、ほんとに開催されることが決定したそうです。賛否あるかと思ったら、単純に「開催で良かった」という意見が多かったことに驚いた。いや、もしかしたら否定的意見もあるのだが、あえて公にしないだけかもしれない。出店を見合わせるという人も、何割かはいた。
 ともあれ、開催するそうなので、参加するブースで当日配るであろう冊子の宣伝をしたいと思います。ブースは「崩れる本棚」。
「崩れる本棚No.10.0」という、機関誌ともいうべき冊子の内容に関しては、既に上がっている「崩れかけのラジオ」にて取り扱っているので、ここでは省きます。
 私Pさんは、個人誌の配布を行います。
「Pさんの作業日誌 2020-2021」

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 いつも工夫のない表紙ですいません。その名の通り、Pさんが文筆や読書に関して書き付けていたノートを、抜粋して本の体裁にしたものです。
 書きかけの小説(「明け方のニュース」の草稿もある)や、「目がテン」とさして変わらない読書の記録などが入っています。
 共感される方ももしかしたらいるかもしれないので、よければ手に取ってみて下さい。
 価格は300円です。
 その価値があるのかどうかは、わかりません。
 しかし、一年近くかけて、これしか書けなかったという事実もあるので、一旦膿でも出すような気持ちで本にすることにしました。
 コロナの影響のことも書いたけれども、それは身辺雑記以上のものではない。創作としての作文とは、何なのか。それはどういうときに価値を持つのか。そこにコロナの件が含まれた場合、どういうときに価値を持つのか。いろいろ考えていきたい。
 今後、この形の、作業ノートを公開するといったようなことは、しないと思う。しないというのは、そんな乞食みたいなことしなくても、何かしら書けていて欲しいと思うからだ。

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