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【落合は地名でもあるけど】

「、、、それぞれに考えがありますので」

『だから、何?』

「、、、会社側のお考えや、私自身の考え、貴方のお考え。それぞれに違います。
ですので、これ以上、お話しするコトはありません」

『、、、』

「、、、よろしいでしょうか?」

『、、、で。
お前の考えは?』

「、、、私、ですか?」

『そうだよ。
二人で話してて、お前はお前しか、いない。
お前と俺で話してるんだから。
それとも何?
俺が自分のコト、お前、って言うと、オカンガエ、ですか?
あっ、そうか、そうか。
誰か、もう一人、いるのか。なるほど、なるほど、鳴門海峡のナルトは成程ウ鳴るほどウメェ、、、なっつって』

「、、、そんなにふざけた態度なら、どこに行っても、上手くいきませんよ。
それが、よく、分かりました。
今回の案件は、なかったコトにします」

『そう、急がないでよ。
そっちが連絡してきたんだよ。
こっちは、そちらが会いたい、、、リモートだけど、そっちから、オネガイ、された気がするけど』

「、、、そうですね。でも、もう...」

『逃げんなよ。
そうやって、都合が悪くなると、、、なると、鳴門海峡のナルトは成程ウ鳴るほどウメェ、、、なんつって』

「、、、」

『冗談、じょーだん、マイケル・ジョーダン』

「、、、これで、失礼します」

『考えが‼️
考えがそれぞれなんてのは、ヒトが誕生した時から、その瞬間から決まってるの。
個体がそれぞれなのは、当たり前で、当然。
身体が分かれてれば、思考も分かれてる、、、
そうでもないか、、、
思考が統一されてる場合もあるか、、、
まぁ、いいや。それとコレは別の話だ。
つまり、求人してる会社と、俺と、お前、、、アンタは違う考えで生きてるし、だから、話すんだろ、こうやって。
それを擦り合わせるために、言葉があって、それを交わすんだろ?
そのための時間。分かる?』

「分かりま...」

『分かってない‼️
まず、そこに、立とうよ。
俺の言ってるコト、アンタは全然、聴いてない。
耳は使ってる。多分、泥水に浸かってる。だから、ちゃんと聴けてない。聴こえてない。
聴こえてたら、あんなコトは言えない。
何だっけ、、、そう。
年収にコダワルなんて、実力のない、自信のない表れ、だっけ?
馬鹿なの?
落合に、面と向かって、それ言える?』

「、、、おちあい?」

『、、、えっ、知らない?』

「あっ、あれですか。中野の近くの、早稲田通りの、、、」

『それも、落合だけど、地名じゃなくて。
野球選手。落合博満。元プロ野球のバッター。三冠王3回。日本プロ野球界の偉人。監督としても有名だよ』

「、、、存じ上げませんね」

『なるほど、なるほど。
鳴門海峡のナルトは成程ウ鳴るほどウメェ、、、こりゃ、無理だ。
考えどころか、生きてる世界が違うんだ』

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