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人はどうすれば成功するのか〜Gritやり抜く力を読んで〜


どんな行動をしているとやりたいことが実現するのか。
どんな環境の人でも自己実現するためには何が必要なのか。

それを知るきっかけを得るために少し前、話題になった「Grit」を読みました。

結論からいうとタイトルの通り成功するためには、生まれつきの才能や能力よりもやり抜く力が大切であると論じていた。
ここでの成功は何かしらの分野でその人が望んでいた結果を出すこととする。
やり抜かなければ結果はでないのは当たり前だし、頭ではわかっていたがやり抜く力を身につけるために何が必要なのか言語化することは今までできなかった。

そのため、やり抜く力は何故必要で、やり抜く力を身につけるためには何をするべきなのか簡単にまとめてみます。

やり抜く力とは、熱意粘り強さを併せ持っていることです。

①では、何故やり抜く力が成功には必要なのか
筆者は成功するには2回の努力が必要と考えている。

才能×努力=スキル スキル×努力=成功

いくら身体能力に恵まれたり器用であったりと生まれ持った力があったとしても、その力を生かすための努力をしなければ、その分野のスキルは身につかない。
スキルを得たとしても努力をし続けなければ、大きな目標を達成することはできないからだ。
(ここでの才能とは上達する速さのこととしている)

②次にやり抜く力はどうするば身につくのか

やり抜く力を持っている人には共通点がある。
それは、人生において達成したい大きな目標を持っていること。
目標が手段にならないことが大切である。

例えば、野球がうまくなりたいとかテレビにでたいのような手段ではなく、世界一の投手になるや、世界中の人を笑わせるような大きな目標である。

その上でやり抜く力を強くするステップとして3つある。
1)興味を持つこと。
自分のやっていることに対して心から楽しむことで初めて情熱が生まれるからだ。
2)練習し続けること。
興味を持ったあとはそのことに打ち込み、自分のスキルを上回る目標を設定してそれをクリアする練習が大切になる。
3)希望を持つこと。
小さな困難でも乗り越えた経験を持つことで、また次もうまくいくとポジティブに物事を考え取り組むことができるからだ。

上記は自分の内側からやり抜く力を身につける方法で、もう1つ外側から大切なアプローチがある。

それは誰か他の人から助けてもらうことだ。
親や上司、コーチなどからアドバイスや背中を押し続けてもらうことで、諦めずに頑張ることができる。
だからそんな人たちがいる場所に属することも大切になる。


この本は自分にとってもためになったが、人にアドバイスする際にも参考になりそうだ。
ただ、1つ怖いのは自分に向いてないことにもやり抜かなければと思い、途中でやめれなくなりそうなことだ。
ある程度頑張り、それでもどうしても身につかないようなら他のことに挑戦するのはいいと思う。
それが人生の目的から変わらないならば!