本日、諸事情あり、
以前勤務していた小学校の同僚と連絡。

その際に聞いた、
卒業式の様子。
子どもたちの成長。

心の中に、
爽やか風が吹き抜けました。

共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。

「もっとメンタルを鍛えなさい」
「メンタルをトレーニングすればいいんじゃない？」

そのように、

「メンタルは鍛えられるもの」

という前提で、
声を掛けられることがあります。

しかし、どうでしょうか？

あなたは、
メンタルは鍛えられると思いますか？

それとも、
メンタルはそもそも鍛えられないのでしょうか？

もちろん、遺伝的な要因はあります。

不安症といった特性も、
遺伝によるものが多いことは分かっています。

そういった人は、
同じ事象をみても、
普通の人が１０精神が揺らぐことで、
５０揺らいでしまうこともあるでしょう。

ただ、自分の初期値を５０だとして、
そこから７０や８０に引き上げることは可能なのかという話です。

今回は、そんな、

「メンタルは鍛えられるのか」

という視点で、
記事を書くことができればと思います。

楽しんでご覧ください。

メンタルは鍛えられるか？の結論

結論から言えば、

「メンタルを鍛えることはできない」

ことがまず第一。
ただし、

「何かに取り組む過程でメンタルというものが強化される」

ということはあり得る。

では、それを、
どのように実現していくのか、
という視点で以下の通りにお伝えします。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

■目的／目標の設定
■反応する力を高める
■メンタル強化の優先順位
■ジコトザンノボリヴィッチ
■言葉を磨く

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

■目的／目標の設定

メンタルとは、

「何かに取り組む過程の中で強化されるもの」

ということを述べました。

ということは、

「目指す先」

が必要ということです。

自分が目指す先もなく、
どういう人間になりたいかというビジョンもなく、ただメンタルを強くしたいと思っても、それは無理というものです。

であるならば、
自分が熱意をもって取り組みたいと思える、
目的や目標をもつことがまず第一になります。

目的や目標については、
以前も記事にしたことはあります。

両方とも有料記事なのですが、
途中の無料部分だけで充分に、
目的や目標の重要性は伝わるように書いてあるつもりです。

コンパクトに伝えると、
まず目的を決めることが大事。

その上で目標を決めること。

今回は、
細かい設定方法がメインテーマではないので、
とりあえず立てることが大事、
ということを分かってもらえればと思います。

■反応する力を高める

何かを成し遂げる過程で重要になってくるのが、この

「反応する力」

です。

目の前にある物事や事象が起こってから、
自分の行動を選択する力、
自分の行動の責任をとる力と言ってもいいでしょう。

「反応」は英語で「response」です。
「責任」は英語で「responsibility」。

「responsibility」は、
「response」と「ability」が合わさった言葉。

つまり、

「責任」とは、
「反応する能力」に直結します。

そして数ある反応の中で、
最も大事な反応は、

「約束を守る」

ということです。

何かを成し遂げようと決めます。
それを達成するためには、
日々努力することが出てくるでしょう。

それを毎日こなすためには、
様々な誘惑に打ち克って、
努力するという反応を選ばなくてはなりません。

だからこそ、
自分でやると決めたことを実行する、

「自分との約束を守る力」

が大事になるのです。

自分との約束を破るということは、
自分を傷つける、
大切にしないということ。

すると当然、
自分の力は弱くなります。

逆に、
自分との約束を守ることができれば、
他人との約束も守ることができる。

なぜなら、

「約束を守ると決めた自分との約束を守ればいい」

からです。

そうやって、
自分との約束を守る力が高まっていけば、自然と

「自分ならできる」

という自信が育まれてくる。

そのように目的、目標を達成するために、
努力し、成し遂げていく中で、
気付けば、

「自分ならやれる」
「過去にやってきた経験がある」

と自信が育まれ、
メンタルが強くなっていくように感じるでしょう。

■メンタル強化の優先順位

自分が決めた約束を守るためには、
その約束を実行する時間を、
作らなければいけません。

それを、
優先順位の上位にもってこれるかが大事です。

こういったタスクは、
緊急性がなかったりするので、

「重要だか緊急性はない」

と後回しにしてしまう傾向があります。

ただ、人生の自己実現の過程で、
自分との約束を守る力を反故にして、
何かを成し遂げられることはないでしょう。

よって、これを、

「重要だし緊急性がある」

と捉え、毎日、いつ、どこで、
どれぐらいやるのかを確定してしまいます。

後はそれを淡々とやる。

この優先順位を間違えないことです。

急に飲み会の誘いが入ったとしても、
自分との約束は、

「重要だし緊急性があること」

なので、
そちらを優先した方がいいでしょう。

（歓送迎会などお世話になった方に挨拶をする飲み会は別です。ただ、どの道そういった飲み会は、かなり早い段階で通知されるはず、と思います。）

そういった決断を１つ１つしていく過程で、
またメンタルが強化されていきます。