ニライカナ

最大限自由で充実した人生を送りたいと思いながらも、休日は家に引きこもってしまいがちなサ…

ニライカナ

最大限自由で充実した人生を送りたいと思いながらも、休日は家に引きこもってしまいがちなサラリーマンです。 日常で考えたことを中心にぽつぽつと書き連ねていこうと思います。

最近の記事

Tokyo Love Story - リカの気持ち

最終話まで観終わった後、私にはリカの気持ちが痛い程分かった気がした。自分の顔を鏡で見ると、苦くて甘い飲まなきゃいけない薬を自分で頑張って飲んだあとのような顔をしていた。 カンチはリカに振り回される。 リカは自分の思うように生きるし、他人がどうこう言おうと自分のことは自分で決める。自分がワクワクするものに対するまっすぐでブレない気持ちが、他人にとっては魅力的に写るのだろう。 カンチは最初、リカのそういうところに触れて興味深く惹きこまれ、どんどん好きになっていく。相手の中へ入っ

    • 体からこぼれる言葉

      言葉を介するコミュニケーションは危険だなと度々感じることがある。 今話題となっている「言葉の暴力」といった類の話でなく、言葉というツール自体に頼りすぎることに対して危険性を感じている。 もちろん、言葉は偉大だ。 人類は言葉を発明・発達させることでコミュニケーションを取り、知力を高め、大きなコミュニティを形成しながら生きてきたことは自明の理であるし、言葉が持つ力は計り知れない。 言葉には客観性がある。ゆえに言葉を介して多くの人がものごとを理解することができる。 しかし、本

      • 子どもから大人まで遊べるガチャ

        尾行録その2。 今回は、ショッピングモールの階段を駆け上がっていく10代の女性を尾行しました。 5月のある平日の午後7時半過ぎ。 目の前を通り過ぎる3人目の女性をターゲットにしようと決め、前回同様ショッピングセンター入り口前で待ち合わせ風に待機していました。 早速予想外の出来事が。 3人目は、エスカレーターを2階へと猛ダッシュしていく10代後半ガールだったのです。 時刻は午後7時半過ぎです。何をそんなに慌ててらっしゃるのでしょうか。。 面白くなりそうな期待を胸に、少し慌て

        • 小学生の頃の”あの力”が欲しい

          今日は、趣味について考えたいと思います。 私には、趣味はありません。趣味って、寝食忘れるぐらい熱中できることですよね? ーーーーはい、それならないです。 今のところ、私の最初で最後の趣味は、小学校時代の読書です。 文字通り、寝食忘れるまで本を読みふけっていました。 毎週土日は図書館で10冊本を借り、登下校も本を読みながら帰る。 家に帰っても、靴を履いたまま玄関で読み続け、日が暮れて文字が見えなくなると、やっと靴を脱いでお風呂に入る。 そんな生活をしていました。もはや、活字

        Tokyo Love Story - リカの気持ち

          私の「友だち」はハードルが高い

          「友だち」って便利な言葉だ。 今日会ったばかりの人にも使える。年齢や性別だって関係ない。言葉が通じなくてもいい。 でも私には「友だち」と呼べる人はほとんどいない。 なぜか。それは、私の「友だち」のハードルが高いからだ。 どうやら、私の思う「友だち」と世間の考えるそれは違うようだ。 ではまず、世間の定義を見てみよう。 ここで重要なのは、”同等の相手として” という部分だ。 私は、「友だち」のことを”同等の相手として”と思っていない。 ”異質で解せないことはあれど許せる相手”

          私の「友だち」はハードルが高い

          オタク風男性の正体

          人間の生活模様のリサーチに有効な手段である”尾行”をしながら、自身のペルソナ解析度を上げていきたいと思います。 尾行録その1。 某スーパーマーケットの入り口にて、待ち合わせ風に待機。 無作為にターゲットを決めます。 記念すべき第1回目は、白シャツに黒いズボン、メガネをかけたぽっちゃり系オタク風の男性に決めました。 店内に入ると多くの人は地下の食品売り場に流れていきますが、その男性はスマホとにらめっこしながら1階の洋服売り場へと歩いて行きました。 むむ、この非常事態宣言下

          オタク風男性の正体

          ”無作為な尾行”を決めた話

          私にはしたいことがあり、それを始めたいなと思っています。 ”自分にとって何か新しいこと”を発見したいという好奇心も持ち合わせています。 でも、休日は現実逃避してドラマや本を漁り観るという生活を送っている、しがないサラリーマンです。 現実逃避してしまう理由はわかっています。 継続することが苦手なので、何かを始めても結局大成しない未来しか見えないからです。一歩を踏み出すのを怖いとも思っているのかもしれません。 また、物事を始めるための大きな大義名分が欲しくて、自分で自分を納得さ

          ”無作為な尾行”を決めた話