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読書記録:「アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法」_アートの本質は問いかけること

30代テンショク日記#9 業界研究兼ねて読書

アート思考って?

簡単に要約すると、アートの本質は「問いを見つける力」にあって、この先の見えない世界でビジネスにおいてイノベーションを起こすためには、問いを見つける力、「アート思考」が求められる。

すごく読みやすくて、現代美術についてあまり触れたことのない人向けに書かれています。

特に、固定概念の外にある『問い』、普段当たり前として見過ごしてしまうようなことに疑問をもつためには、五感による知覚の大切さに言及している点に共感。

ただ、「アート」はアーティストと言われる人たちが作るものと言う暗黙の線引きのもとで書かれているのがもったいなかった。

五感による知覚の大切さ

五感により世界と出会い直す、ことについて様々なアプローチが紹介されている『Doing Sensory Enthnography』も合わせて紹介したい。大好きな本!表紙もいいよ。生っぽさがあって。2冊の表紙を見比べると違いが面白い。sensory research (五感を使ったリサーチ)について詳しく書かれています。

作者が洗剤の会社に依頼されて行った洗濯と言う体験についてのインタビューが興味深かったです。

次はこの本について書こうかな。。。


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