「調子」
其70「調子はどうですか?」
こんにちは。とん平焼きが食べたい私です。
とん平焼き、自分でも作ってみるのだけど、上手くいったタメシはない。
1か月の間に、1週間から10日くらい、気分が落ち込んで、悲観的かつ虚無的な気分に陥ってしまう期間がある。その気持ちの動き方を実感したのは、
20代半ばくらいからか。社会に出て、働きだした頃からかもしれない。
その気分の時は、何もかもが億劫で、やる気が起こらない。
読書や映画鑑賞もイヤだし、外出もイヤ。飲酒もつまんない。
何度も読み慣れた本や漫画をやっとこさ読んで、なるべく早い時間に就寝しましょう、というくらいしか対策法がない。
それでも、20代の頃には、気持ちが回復する方法が自分なりに分かってたものだ。
友達から来たメールだったり、たまたまやってた面白い映画だったり、
図書館で借りた本だったり。
年をとって感受性が鈍くなったせいか、最近は方法やきっかけが分からなくなっている。気がついたら落ち込んで、気がついたらなんとなく気分が良くなってた。
ここ何年かは、その繰り返しの日々。
「それって、男性版の『生理』ですよ」
と、指摘されて、ああそうなんか合点がいくわ、と思ったりしたのだけど。
調べてみたら、キツイ症例ばかり出てくるんで、自分の陥り具合が、軽薄で
浅いものにも見えてきて。
年を取っていくのは止められないので、こういう気分の上下と、上手く付き合うしかないのだろうな、と思います。
色々書いて。色々読んで。色々観て。
色々歩いて。色々創作して。
心を立ち止まらせない事、が大事なのかな、と思う。
至極当たり前の結論だ。
ではまた。
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