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視野を狭くする

他の人からアドバイスをいただくとき、「視野を広くもとう」「いろんな視点で物事を考えよう」という言葉をかけてもらったという人は多いのではないだろうか。確かにそれはある意味では正しい。

視野を広くもつべきというのは、「私」という1人だけの狭い価値観に閉じこもるのではなく、人と会ったり、旅行したり、本を読んだりすることで、いろんな価値観に触れる大切さに集約されていると感じる。これはこれでとても大切なこと。

しかし、価値観に触れること自体が、自身を深化させることが必ずできるのかどうかは疑問である。なぜなら、あるステップがないからだ。それは、当事者意識である。

価値観に触れ、自分としてはどう思ったのか。思ったこと・考えたことを踏まえてどのように行動していきたいのか。そのためにするべき準備は何なのか。そういった自分事として考えるステップが欠けていると、他者・他のものありきの日々を過ごすことになる。何か集中したいとき、やるべきことが決まり突っ走りたいとき、時として視野を狭くすることは大事であると最近感じる。

つまり、時と場合に応じて考えましょうということだ。私は、そのような視野をもつべき広さに臨機応変に対応できる人になりたい。


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