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実家で見つけた手紙の山

実家に帰省すると、何かしら思わぬことに遭遇する。
今回は、手紙の山を発見!
しかも私の幼稚園の頃から、社会人になってからのものまで。よく、こんなのが残ってたな~と思わずにはいられない。

手紙の山!
一番上のは、親友がスヌーピー好きの私のために,
18歳の誕生日に送ってくれたもの。

昔懐かしい「なかよし」や「りぼん」なんかの漫画雑誌の付録の便箋を使って、書いてくれた友達からの手紙。
祖父が、小学生の私に「お父さん、お母さんの言うことをよく聞いて、しっかり勉強しなさい。車に気をつけるように」なんていう、愛に溢れた手紙もあった。
またエアメールは、イギリス短期留学時、お世話になったホストファミリーや、その時知り合った語学学校のクラスメートたちからの絵はがきや、クリスマスカードなどなど。

キャラクターやシールなんかも今ではないようなものがたくさん!当時は私もシールをお菓子の缶いっぱいに集めていて、手紙を書けば、ペタペタ貼っていた。

あの頃は、メールやスマホなんていうものは存在しなかったし、一般的な連絡手段といえば手紙、固定電話が普通。だから手紙をいただいたら、私もせっせと返事を書き、私からも事あるごとに手紙やハガキを書いた。
なんだか、一つながりの時間の流れが、とてもやさしく感じるなあ・・・

この手紙の山を見て、改めて思うのは、私はその時々で本当に多くの人に支えられ、励まされてきたということだ。
手紙の一通一通がそのときの私に、話しかけ、元気をくれた。活字ではない、手書きの一文字一文字には、命がみなぎっている。だから、そのパワーがダイレクトに伝わってくる。エネルギーに溢れた手紙は、いつも私に力を授けていてくれた。
本当に、本当にありがたいことだと思う。

便箋や筆記用具を選ぶのも、楽しい

相手のことを考えて、便箋や封筒、筆記具や切手を選ぶ。
書いたら封をし、ポストへ投函。ここまでの時間がある意味、とても贅沢で貴重でかけがえのないものだと思わずにはいられない。

2023年の師走に手紙の山を見て、昔の自分や手紙をくださった方々と久しぶりに語り合った。
ゆるやかな時間の流れの中で、何年経っても手紙をくれた方の自筆の手紙は色褪せることなく、キラキラ輝く存在のまま。

私の宝物だ。
















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