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近現代の「女工」【新人読書日記/毎日20頁を】(59)

明けましておめでとうございます。
今年も新人読書日記をよろしくお願いします。

「中国ジェンダー史研究入門」、301〜320頁、読了です。

本章「近現代の女性労働」では女性の労働事情について論じています。初めて家から外に出て工場といった職場で働き始めた彼女たちが直面した社会からの偏見、労働条件の問題と地域差別などが取り上げられています。大学を卒業してスムーズに社会人となり、会社に勤め始めた私にとって、当時の女性たちのプレッシャーは想像を超えるものがあります。また、「工人」という言葉があの「労働人民最光栄」の時代が去ると共に社会的地位を失った事にも少し虚しさを感じます。


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