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うつとの付き合い方(39)健全な体に健全な心が宿るというのは昔の話

数日前からスポーツ会に大きなニュースが有りました。

テニスの世界では本人の実力もさることながら周囲から絶えず攻撃される環境もくつ返すことのできる強靭なメンタルが必要では無いかと常々思っていました。

大坂なおみさんは会見やインタビューの内容からしても、自分がNO1であり周りの意見に左右されないといった強靭なメンタルを待たないばかりか、周りに対し気を使い、自分の不甲斐なさに気を病む繊細な方ではないかと画面を通してもわかりました。

その彼女が今回カミングアウトし、一時的に棄権するということは相当追い詰めて考えたのだと思います。

スポーツ選手は大会を制することが目的であり、その目的を失うということは今までの大半の生活を「意味が無いもの」として扱わなければならないのは苦渋の選択だと思います。

「悪意のもった言葉は心に刺さったままなかなか抜けず、朽ち落ちるまで忘れることができない」と自分では感じています。
マスコミは自分たちの発した言葉が対象者にどう受け止められているかを真剣に考える良い機会ではないでしょうか?

彼女のメンタルがこれ以上悪くならないように、またいつの日かまた大会でプレイしている姿を見れるように祈るばかりです。


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