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うつとのつきあい方(6)精神神経科

 昔は精神科。イメージが悪く敷居が高いが現在は?

昔うつ病はいわゆる精神に支障をきたした病気として、精神科しかありませんでした。今はメンタルクリニックや心療内科というちょっとソフト路線な病院が多くなっています。

私は最初そちらのほうが敷居が低く、診てもらいやすいのかなぁと思っていました。実際には総合病院で診断してもらい、その後転勤に伴い、そこでの病院をいろいろ探しましたが、また総合病院になりました。

なぜクリニック系でないのか?

クリニック系は大概、個人病院です。人気があればそれだけ予約で埋まり、なかなか診療してもらえません。人気がある原因は認知行動療法を丁寧に行うことから、一人にかかる診療時間が多くなると思われます。

患者によっては心配事、相談事を先生に聞いてもらいたいので、なかなか短時間ですまないのではないでしょうか。
再診の方は予約を取れるますし、その間は処方箋がでて投薬もありますから当面はしのげると思います。

しかし初診の方は電話で予約を入れようにも1ヶ月待ちですと言われることが
あるのです。

患者からすると、さんざん我慢して耐えられないので病院に行こうと決めて
電話したのに1ヶ月待ちなんて「崖から突き落とす気か?」と思ってしまうでしょう。

ですので、これから「うつ病」で診療してもらおうと思う方は、総合病院の通院をおすすめします。
最低でも事前に電話を入れ、予約を入れてください。できればかかりつけ医に紹介状を書いてもらい予約を入れてもらうのがベターです。

認知行動療法も大切ですが、まずは最初に薬で症状を軽くしてもらうほうが効果的だと思います。

精神科と診療内科の違い

心療内科は結果として体に異常をきたす病気、例えば腹痛とか頭痛とか動機息切れ等ですので、「うつ病」という根幹治療には系統が違うと思います。

最初のハードルは高いですが「精神」とつく診療科のほうがより専門的になりますので、まず病院に電話で相談してもよいと思います。

精神神経科で見かけた人々

ここからは私が実際に受診時に見た人をお話したいと思います
私は「精神神経科」という名前の診療科で受診しました。最初はキ○ガイを言われる人がいっぱいいるものだと思い相当ビビりましたが、外待ちで順番を
待っている限りで、目立った人はほんの一握りしかおられませんでした。
大別すると私のようなオーラが消えてるサラリーマン、老夫婦(大概女性の方が患者)若者で目が死んでいる人。で双極性の躁鬱病の人は見かけませんでした。(もしかしたら躁状態の人がいなかったのかも)
看板がなければ多分「おかしな人」とはわからないと思います(笑)
待合室は結構人で溢れていました。それだけ現代は生きづらいのでしょうね。


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