見出し画像

ベルベーヌのゼリー

ベルベーヌのジュレーと言いたいところですが、日本ではゼリーとジュレーの解釈が違うようなので、ゼリーと呼んでいる、ラ・フェ修家です。

夏の縁日のイメージで、透明感のある涼しげなゼリーに金魚の飾りつけをしました。

ベルベーヌはレモンバーベナで、ハーブティーの女王とも呼ばれています。

レモンのようなさわやかな香りが特徴で、香水の原料にもなるヨーロッパで人気のハーブです。

今回は、このハーブを使ったゼリーを紹介します。
溶かして固めるだけなので、簡単に作れます。

材料
水         300ml 
レモン汁      15ml  
グラニュー糖      60g  
板ゼラチン          2枚(約5g)  
ベルベーヌ    適量

(1)板ゼラチンをたっぷりの冷水につけてふやかす。
※水がぬるいとゼラチン成分が水に溶けてしまうので、必ず冷水で。

(2)水とレモン汁とグラニュー糖を鍋に入れ、火にかけて溶かす。

(3)沸騰したら火を止めて、ベルベーヌを入れてフタをして3分置いて香りを付ける。

(4)3分経過したら、ゼラチンを入れて溶かす。

(5)茶漉しで漉して、型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。

画像2

写真は、ラズベリーのピューレを使った寒天を、金魚の抜き型で抜いたものを飾っています。

画像2

使用するハーブは、お好みで違うものに変えても大丈夫です。

レモン汁に合わせるなら、ミント・レモングラス・ジンジャーなどが合いそうですね。

ゼリーは固さが命なので、好みにもよりますが、できるだけギリギリのやわらかさで仕込んでいます。
「ギリギリでいつも生きていたいから〜」ではないですが、ギリギリまで寝てたいタイプで、夏休みの宿題もギリギリでした。

話がちょっとそれましたが、ゼラチンの量はゼラチンの種類やメーカーによって成分や使用法が違うので、微調整が必要になります。

それと、ゼラチンは火を通しすぎると、固まる力が弱まるので、火を止めてから入れてください。

溶かして冷やし固めるだけで作れる、透明感のあって、映えるスイーツなので、いろんな材料でジュレでもゼリーでも、ぜひ試してみてくださいね。

以上、ラ・フェの厨房からでした。



この記事が参加している募集

至福のスイーツ

貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊