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いつもここにある永遠

昔から大好きなハリーポッターシリーズが
今夏舞台化されるとのことで、

今からワクワクしています。

それに合わせて先日、テレビで
映画「死の秘宝」のpart1、part2が
放送されたのですが

ご覧になった方は
いらっしゃるでしょうか。

小説を読んではいたのですが
映像だとまた別の魅力があって

久しぶりにじっくりと、
時々ハラハラしながら、
ところどころ泣きそうになってしまったり、

思うぞんぶん
魔法の世界に浸ることができました。

パート1が終わった後、
同番組内で引き続き放送された

「パート2の見どころ紹介」コーナーで
紹介されていたシーンが
本当にすごく素敵だったので

ぜひ皆様にもご紹介させてください。

本編をご覧になった方は
お分かりかと思うのですが

ホグワーツ校内で
主人公ハリーの宿敵?のような
立ち位置にいたスネイプ先生、

実はハリーのお母さん(リリーポッター)に
長年想いを寄せていたのですが

その気持ちが伝わることはなく
彼女は別の人と結ばれ、

まだ幼かった息子ハリーを残して
亡くなってしまいました。

それから長い長い年月がたち、

そのことを知ったダンブルドア校長から
「いまでもリリーを愛しているか」と
尋ねられると

スネイプ先生は「永遠に」と答えます。

この「永遠」という言葉、

英語版の字幕は
「forever」と表記されているだろう、
と普通は思うのですが

実際にはそうではなくて
「always」という単語が当てられています。

Always、
「いつも、常に」という意味ですね。

このシーンがおすすめとして
紹介されていた理由は
この言い換えの部分にあって、

「永遠という言葉は
将来とか、未来とかずっと遠くのものを
指しているように思えるけど、

そうではなくて
いつもここにあると表現しているのが素敵」

と解説されていました。

映画の中のほんのわずかの部分、
たった1フレーズの違いではありますが

たしかに何回でも
見返したくなるシーンだなと私も思います。

「永遠」といってしまうと

ついスケールの大きな、
遠い彼方の未来にあるものを
想像してしまいがちだけど

彼にとっての永遠は

過去も、今も、そしてこれからも
絶えず実感として
自分の中、心の奥に存在し続けるもので
あったのだなあと。

ホグワーツは学生時代のリリーとの
思い出が眠る場でもありますし、

卒業して教師として過ごすなかでも

日々あらゆる場所、時間、瞬間で
彼女の記憶を思い出す場面が
きっと沢山あったのでしょう。

彼の中では「想う」ということは
なにか特別な時に行うものではなくて、

日常を繰り返すように
想いを重ね続けることだったのだろうな、
とも想像します。

時を超えてもひたむきな、
深い愛の形が滲み出ているような
とても美しい一言だと感じました。

ハリーポッターの登場人物たちの
生きようを見ていると

「魔法の世界」に
どれだけの数の魔法があふれていても、

きっと本当に悲しいことや苦しみから
人の心を救うことはできないのだな
と感じます。

ただ、そうであっても
沢山の困難に向かい続ける彼らの姿からは

ファンタジーや小説といった枠を超えて
「人間世界」の私たちへと
訴えかけるものがあるように思いました。

映画は完結してしまいましたが

ぜひまた、今度は舞台という場で

魔法界で生き抜く彼らの
力強い姿を見てみたいです。

お話が長くなりましたが、

今回はリリーや主人公ハリーが
所属していたホグワーツの
「グリフィンドール寮」にちなんだ

シックな赤色のアクセサリーを
ご紹介させていただきます。

ホグワーツは
寄宿制の魔法学校になっているため、

生徒の特質によって4つの寮に分かれて
生活を共にするのですが

各寮には「シンボルカラー」
といったものも存在します。

グリフィンドールのシンボルカラーは
「赤」なのですが

勇気や冒険、道徳の心を重んじる
グリフィンドール寮らしい、

情熱や気高さを感じさせるような
深みのある赤です。

この深紅の色をもつ天然石、
「ガーネット」を使用したネックレスが
当店にもございます。

トップのモチーフは

このガーネットの魅力的な赤を
贅沢に楽しんでいただけるよう、

立体的なボール状に
編み込んでお作りしています。

一つ一つ違った形をもつ天然石が
より合わさることによって

薄くて光をよく通す部分、
反対に分厚く赤の色味が濃い部分など

様々なトーンの「赤」が折り重なり
表情豊かな奥行きのある輝きを
見せてくれます。

モチーフの中に
繋ぎとして入れた極小ビーズは

少しブロンズがかったような
くすんだゴールドカラーです。

きらきらとした輝きもあるビーズですので

ガーネットの赤を引き立てつつ、

ほどよく華やかさを添えてくれる
アクセントとしても活躍してくれています。

モチーフの下には

アクセントとして
ゴールドのスティックパーツを添えております。

胸元でちょっと揺れる感じが上品で、

深い赤とゴールドのシックな対比も
味わうことができるデザインです。

ちなみにこのスティックは

物語の最終章のキーアイテムでもある
グリフィンドールの秘宝、

「ゴドリックの剣」とも
少し面影が重なる感じがします。

不思議な魔法の世界の雰囲気を感じながら
楽しんでいただきたい一品です。

今回も下記にリンクを
貼らせていただきますので

ご興味のある方はぜひ
詳細をご覧いただけると嬉しいです。

◆ミンネ↓
(作品画像の画質が一番綺麗でおすすめです。
会員登録なしでもお買い物していただけます)

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メインの販売サイトです)

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こちらは送料込みのお値段です)

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございます!

今回は学生時代苦手だったはずの
英単語のお話で

このテーマでこんなに長い文を
自ら書く日がくるとは

昔からは想像もつきませんでした。

英語は正直、
苦手意識があった科目だったので

こんな風にちょっとした
言葉のニュアンスから

作品や登場人物を
より深く知ることができたのかも?と思うと

もう少し色々と勉強しておけば良かった、
と思ってしまいました。

科目の一つとして勉強していると

テストや入試で
どんな風にしたら「点数」がとれるか、

という目線で見ることが
どうしても多くなってしまっていた
気がします。

でもやはり英語だって、当たり前ですが
ひとつの「ことば」である以上、

人の心や想いや、そうした繊細なものに
寄り添い、伝える手段だったのだと

そんな捉え方をしていれば
もっと違う印象になったのかもしれません。

ちなみにハリーポッターの舞台は
7月、赤坂で開演される予定だそうで

劇場もハリーポッター仕様に
現在改修中のようです。

お近くの方はぜひぜひ…**
(都内の方がうらやましいです笑)

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