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10万円の定額給付金で考える「本当の豊かさ」の意味

毎月第一金曜日と第三金曜日、ミレニアル女子向けのWebサイト「telling,」でマネーコラムを書いています。今回は給付金の賢い使い方について、FPの中村芳子さんにお話を聞きました。中村さんのお話を聞いていると、いつも「本当の豊かさとはなにか」ということについて考えさせられます。

今回お話しいただいたのは、10万円の特別定額給付金についてなんですが、お話の中で中村さんがこんなことを言われていました。

「住居にお金をかけることが大切よ」と。「これまでは家には寝るだけに帰っていたという人も多かったけど、コロナで家にいる時間が長くなったでしょ。家の中の空間を快適にすることで気持ちも整うし、コロナが落ち着いたら友達も呼べる」と。実は、前回の取材でも中村さんは「家にお金をかけなさい」とお話していました。なぜ中村さんは、そんなに居住スペースを大切にしようと考えているのでしょうか?


「住居にお金をかけなさい」に込められた思いとは?

実は、以前の取材で中村さんは「住空間の大切さ」について、オーストラリア留学の体験談をもとに話してくれました。

「29歳のとき、節約して貯めたお金100万円を使って半年間オーストラリアに遊学しました。3か所にホームステイして英語を勉強したり観光したり。そこで気がついたのは、オーストラリアの人たちは住まいと暮らしにお金をかけていること。それは自分や家族の時間と空間を大切にすることでした。気軽に友人を家に招き、一緒にバーベキューを楽しんでいました。さほどお金をかけずに、人生を楽しむ生き方を学びました

中村さんは、住居を整えることは「自分や家族の時間と空間」を大切にすることにつながる。つまり、人とのつながりが人生を豊かにする、ということを感じているのだと思います。


中村さんには毎回お金のことを中心に聞いていますが、中村さん自身についていえば、不妊治療を経て養子縁組をされていて、それもあって人一倍家族を大切にしているんじゃないかと思います。


お金の貯め方、使い方が人生を変える

ファイナンシャルプランナ-というと、お金の専門家なので、人によっては「節約しなさい」「お金をためなさい」というんじゃないかと考えるかもしれませんが、中村さんは「夢を叶えるために使いなさい。そのために無駄なところにお金をかけない。節約=がまんしてお金を貯める、じゃないのよ」といいます。

こういうマインドの人は、自然とお金が貯まっていくのだと思います。そして、お金が貯まるから夢が実現できる。だから人生が豊かになる。

今回、特別定額給付金んが1人10万円支給されます。貯める人も、使う人も、使い道も人それぞれ違うと思います。この10万円をどう考え、使うかによって、今後のお金に対する考え方や、もっといえば生き方も変わってくるんだろうなと思います。

そんなことを考えながら、今回のtelling,の記事を書きました。よかったらご一読ください。

そして、もし、今お金について何らかの不安を抱えている場合は、お金のプロに相談してみてください。自分一人で考えるよりも、知識も経験も豊富なプロの知恵を借りたほうが、ベストな解決策が見つかると思います。


参考までに、中村芳子さんのHPのリンクを貼っておきます。すごく気さくで話しやすい方です。


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