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「思ってたのと違う」を防ぐ、デザイン依頼方法

はじめに

デザインの依頼をしても、毎回思っていたのと違い、何度も修正をお願いすることになってしまう、といった経験はないでしょうか?
今回は、「思ってたのと違う」を防げるかもしれない2つのことを、デザイナーの目線で紹介してみたいと思います。

▽こんな方向け
主にweb系企業に勤める、"思ったように制作の意思疎通が出来ない”といった悩みを持つディレクターさん

私(MM)の簡単なプロフィール
20代・IT企業勤め・デザイナー・kpopが好きです

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–自己紹介–
WEB系企業で働く20代のグループです。
「私たちのActionでみんなが自分のことを好きになり、人生が楽しくなる手助けをしたい」をコンセプトに活動しています。
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依頼方法について

①企画の意図を最初から説明する

依頼を出す時、制作を頼む箇所の説明だけでなく、企画の意図を初めから伝えてもらえるとありがたいです。

どんなデザインにするか考えるとき、まず最初にデザイナーは「誰に向けて・何のために・何を作るのか」を整理します。

▽例
・誰に向けて(ターゲット)

┗小さい子を持つ親御さん
・なんのために(目的)
┗夏に、子ども向け商品のSALEがあることを伝え、買ってもらうため
・何を作るのか
┗バナー

例えば上記のような情報があれば、
“子どもっぽい可愛らしいデザインにしよう”
”夏らしさを入れたいので、明るい水色や黄色を使うのはどうだろうか”

というふうに考えていくことができます。

さらに、
”目的はSALEを伝え買ってもらうことだから、「SALE」が1番に伝わるよう、大きく、目立つ色にしよう”など、
企画の情報がデザインの中の優先順位を決める手掛かりとなります。
こうした積み重ねにより、伝えたいことが伝えらえられる、訴求力の高いバナーになっていきます。

②事前にイメージを共有しておく

もしデザイナーに制作してほしいイメージがある場合は、ぜひ参考となる画像や資料などを渡して下さい。そのほうがイメージがしやすく、認識のずれを最小限に抑えることができます。

もしくは”子ども向け、20代向け、親しみやすいもの、洗練された雰囲気”など、イメージする言葉を伝えるだけでも、デザイナー側からいくつか参考になりそうなデザインを探し、提案することができます。(その場合、制作に取り掛かる前に参考を共有する工程を挟むのが良いかと思います)

▽参考例

参考を集めた例

このように事前にイメージのすり合わせをしておくことで、
デザイナーも迷わず作業に取り掛かることができ、デザインが上がってきた時の「思ってたのと違う」を減らすことができます。

まとめ


①企画の意図を最初から説明する
②事前にイメージを共有しておく

この2つで、”何度もほぼ1からの修正が発生してしまう”ことは回避できるのではないでしょうか。
少しでもお悩み解決になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。それではまた!


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