見出し画像

「RRR」を観ました。

ボリウッド映画「RRR」を観ました。今更ながらですが、面白かったです。イヤ、前評判とはかなり違っていて正直言って面白いというよりコワかった。
「面白い」というのでコメディかと思って観たのですが、ガチの歴史ファンタジー物。後半は確かに痛快で面白いのですが、前半は拷問シーンがあったりで、ホント痛そうで。観るのつらかったです。

主人公は少数民族出身のビームと村を襲われて警官となったラーマ。最初に2人の出会いと友情の始まりが丁寧に描かれていて良いです。

中盤からビームがラーマの裏切りによって、鞭打ち刑に処せられるのですが、それを観ていた民衆が蜂起します。そこが第一の見せ場です。ビームの権力に屈しない姿を見て、民衆が拳を上げるのですね。盛り上がります!そして休憩を挟んでラーマの生い立ちが明らかになっていきます。

ラーマがビームを裏切るのは大きな訳があって、ラーマも葛藤しながらビームを鞭打つのですが、民族がビームのために立ち上がるのを見て、考えを変えます。ビームを逃がすために今度はラーマが拷問にあい、絞首刑になるのですが、不思議な縁でビームはラーマの許嫁に真実を聞き、ラーマとビームが覚醒する。

後半のアクションシーンはすごくカッコいいです!
歌に合わせてビームとラーマが次々と白人を倒します。ほぼ丸腰なのに、強い!

インド映画なので、歌もダンスも盛り盛りです。私は好きなのですが、突然始まる歌とダンスが苦手という人もいるかもしれません。この映画に限ってはストーリーとダンス(歌)が紐付けられているので、びっくり感は薄いかな?と。

インド映画は長いので(3時間)、丁寧にストーリーを作るし伏線回収もじっくり見せるので良いですよ!今度時間のある時には「RRR」、是非見てください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?