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イタリアまるかじり 01 〜春野菜を食べる〜

突然夏のように暖かくなってしまったフィレンツェ…ここ1週間ほどで、ヒートテック+ジャケット着用から、半袖デビュー!こんなに季節がジャンプするなんて、驚きです。日も突然長くなって…以前は18時くらいから暗かったのに、21時くらいまで薄明るくて、時間感覚がわからなくなってきました。

ヒートテック5本指ソックスを脱ぎ捨て、いきなり雪駄。笑

日本にいる頃から愛用していた雪駄、裸足loverにはオススメ。下駄は少し重いので、歩いていると鼻緒部分がどうしても痛くなってきてしまいがち。雪駄は軽いのでとっても歩きやすいです。

とはいえ暑くても春は春。イタリアにはAgretti(アグレッティ)という春野菜がありまして、"せっかくなら旬の野菜をその場所で" スタイルを発揮して買ってみました。ググって出てきたレシピを試してみるべく、材料をたんと揃えました。どどん

日本のオカヒジキ的な存在と思われますが、やはり別物。。
修道士の髭っていう呼称もあるそうです。修道士の髭の実態が気になりますね。

では早速開始!使った材料はこちら

アグレッティのリコッタソース和え

◼︎材料(1人分←切ない)
パスタ(1.8mmのいわゆるスパゲッティを使用) 約100g
アグレッティ  ひとつかみ(お好み。写真参照)
リコッタチーズ  約130g(お好み)
塩・胡椒  適量
ナツメグ  適量
バター(なければオリーブオイルでも) 適量

今回はソースというわけではないですが、ゆるくなったチーズを絡ませるため、一応ミートソースなどの重いソースに適した1.8-1.9mmのいわゆるスパゲッティを使いました。(普段はトマトソースが多いので、1.6-1.7mmのスパゲッティーニを使っています)

まずは大きめの鍋にたっぷりのお水を沸かします。
その間にアグレッティの下処理を…

◼︎Agrettiの下処理
⒈ 茎1本ずつ、水洗いして汚れを落とし、ざるにあげておく
⒉ 茎下部の赤い部分を切り落とす

↑下処理後のアグレッティ

少し一本ずつ洗う下処理が面倒ですが、ちゃきちゃきと調理用ハサミで赤い部分を切っていけば、そんなに面倒ではありませんでした。

◼︎作り方
1. 沸騰した鍋に塩とパスタを投入(11分茹でます)
2. 鍋底にくっつかないように多少まぜる(※まぜすぎるとパスタに傷がついてべちゃっとなるので注意)
3. その間にフライパンでバターを熱し、リコッタチーズを入れる(このとき油が結構跳ねるので、火力に注意。投入するときは消してもよいかも)
4. リコッタがゆるくなってきたらナツメグ、塩胡椒を適量。


5. スパゲッティが茹で上がる2分程度前に、鍋にアグレッティを入れてパスタと一緒に茹で上げる。
※湯切りをする際、コップ1杯程度の茹で汁をとっておくこと!

6. 湯切りしたパスタとアグレッティを4のフライパンに入れ、和える。
※パスタの熱でリコッタが乾燥してしまうので、うまくクリーミーに和えるために、お好みですが茹で汁を注ぎつつ和えるとよいです。

できあがり!
サクッと茹でてシャキッと食べられる。空芯菜好きな私にはたまらないお野菜でした😆🙌

パスタと一緒にうまいことフォークで絡め取れる!食べやすいし、シンプルに美味しかったです😊

春を感じるさわやかな薄味パスタ。

かつて仕事に忙殺されていた頃は、毎日のようにラーメンや簡単な一品料理で済ませていましたが、今しか食べられないものを、今しかいられない場所で楽しむこと。それが「暮らす」ことなのかなあって、最近は思っているねこもとです。

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