加々美 翼

慶應法法→KMD稲見昌彦研修士。複数の商業施設の立ち上げやイベント企画運営@CCC→イ…

加々美 翼

慶應法法→KMD稲見昌彦研修士。複数の商業施設の立ち上げやイベント企画運営@CCC→イタリア留学→Monstarlabひとり広報(グローバル/企業/採用/マーケ/グループ)→PIVOT創業期メンバー/メディア立ち上げ→独立。様々な分野に手を出しすぎた人生をどう回収するか奔走中。

マガジン

  • jiwajiwa zine (じわじわじーん)

    いろいろと手を出しすぎてしまった遠回り人生の私、汐華翼のブログ的なzineです。じわじわと、じーんとどこかあったかくなるようなものにしていけるといいな。音楽 / 映画 / イタリア / オノマトペ / ペットのトカゲ... と私の人生を作り上げるピースたちを散りばめて徒然なるままに更新していきます。ラジオの振り返りなどもするかも。

  • 人見知り広報のてくてく奮闘記【非公式】

    恵比寿にあるグローバルITベンチャーでPRをしています。面白く楽しい人が多いので、みんなで共有し合っている会社のTipsなど広報目線で社外にもシェアできたらと思い、はじめてみます。

最近の記事

ベビーシャワー&ジェンダーリビールをやりました!

なんでベビーシャワーをしようと思ったか ベビーシャワーとはそもそもアメリカで生まれた文化で、妊娠7-8ヶ月の妊婦のために家族や親戚、友人などが集まって安産祈願をする会。日本でもどんどん認知度があがっているようですが、まだ実施しているのは10-20%くらいのよう。 始まった当初は男子禁制だったらしく笑、妊婦の仲良しグループだけでやる場合も多いそうです。でもいまや、友人や同僚が主催者で、男女関係なく参加する場合も。 そんな中、私たち夫婦が「主催で」ベビーシャワーをした理由は

    • in the morning -朝をはじめる5つの「かける」スイッチ- その1

      気がつくと夜が更けている。どちらかというと、こんな時間!寝なくちゃ!と焦燥感で寝床に追い立てられ、夜明けとの追いかけっこが常。 寝落ちしちゃう…と残念そうに語る友人には、あぁ眠い、と自然と眠りにつくことの幸せさを全力で伝えたい、といつも思う。夜はいつまででも続くかのように眠気がこない私は、当たり前かもしれないが朝が弱い。今起きなければならないならいっそ、一息に殺してくれ、とまで思う日もあるほどだ。 死ぬ気で起き上がったのに、その体勢でそのまま寝ていたり、これでもかと気合いを

      • Letter from Home

        WFHならぬLFH! ということで、お手紙帰省を遂げた(?笑)私から「手紙のすヽめ」を。 文字を綴るというのは、もう今の時代それだけで少し特別なことのように感じる。久しぶりに文字を書いたら、漢字が浮かんでこない!なんて人もいるのではないかしら。普段から私たちは3行10列の無機質なボタンとIMEで淡々と言葉を変換している訳で、さらに言えば書いてみてちょっと違うと思えばすぐに、私の右手薬指はBackSpaceしてなかったことにしてくれる。 宛てる先の人の手に、今書いている言

        • さよなら、さよなら、さよなら!からはじまった映画体験。映画館に今、できる恩返しを。

          「映画が好き」という言葉はほうぼうで聞く。きっとそれを言う人によって、好きの温度や距離は違うだと思うし、映画という表現が好きな人もいれば、家で一人で見る体験が好きな人もいれば、映画館で見ると言う映画体験が好きな人もいるだろう。 私は田舎者だったので、私の映画体験といえば、小さい頃は金曜ロードショーか日曜洋画劇場くらいで、特に日曜洋画劇場がお気に入りだった。両親の影響で洋楽しか知らなかったし、わざわざ英語の授業がある私立の小学校に1時間くらいかけて電車とバスで通っていたくらい

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          4本
        • 人見知り広報のてくてく奮闘記【非公式】
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        記事

          じわじわじーん、はじめました。

          冷やし中華の潔さ この、はじめました。の持つシズル感が好きだ。冷やし中華のせいなのだろうか。そしてなぜみんな冷やし中華を連想するのだろうか。他のメニューだって、いつの日かはじまったもののはずで、待ちわびた夏has come!なら、かき氷はじめました、でも十分にその役目を果たしそうなものなのに。 でもそんな、何かを見たり聴いたりしたときに、ビッカーンと思い出される存在というのは素晴らしい。そんな人になりたいなと思っていたのに、「好き」「知りたい」「やってみたい」に貪欲に飛び

          じわじわじーん、はじめました。

          【旅する日本語】あたりまえの中に

          海の街にはどうしてか猫が多い気がする。 そしてとても猫らしい。自由で、好きところに寝そべり、人と少しだけ離れたところでリラックスする。 この街は本島からもかなり遠く、小型船で1時間かかるところにある。 街には観光客と、お年寄りと、猫しかいない。 そして若者がいないのに、若々しい原色に彩られた家々。 晴れ渡った日ではなかった。 少し風もあり、夏だけれど少し肌寒い。 それでもその街のおばあちゃんやおじいちゃんは、家の前になんとなしに置かれた椅子に座り、 ひとりでどこというでも

          【旅する日本語】あたりまえの中に

          【旅する日本語】まだ知らない青

          空の色はどこも一緒だと思っていた。 海も湖も、もうだいたい知っている青だと思っていた。 好きな映画監督が、ある作品に「青を入れないように撮った」と言っていたことが始まりで、 青は私にとって特別な色になった。 日本にいるときは、街を歩きながら青を撮り続けて作品にしたこともある。 それでも自分の頭の中にある色鉛筆で塗れない青はなかったし、もう出会えないと思っていた。 ヨーロッパの国をいくつか回るうちに、何度も知らない青に出会うことになり、その度に涙が出た。 もしかしたら涙

          【旅する日本語】まだ知らない青

          【旅する日本語】日常の見え方

          旅と日常は、離れているようでそうでもない気がする。 非日常を求めて旅に出たりするくせに、私はいつも、旅先で日常に触れたがる。 日常に触れられた気がしたときにこそ、やっとそこに着いた気がするのだ。 フィレンツェに着いたとき、道路標識の遊び心に旅行者の誰もが気づき、そして少し笑い、カメラを構える。 有名なアーティストの仕業で、店もある。お土産にステッカーを買って帰る人もいるだろう。 私のその一人だった。 だが現地の友人ができ、いろんな人の車に乗せてもらって気づいたのは、彼らが

          【旅する日本語】日常の見え方

          【旅する日本語】心の在り処

          じりつく陽射しとじゃりつく熱い砂、そしてこの同じ海に、この夏にできた恋人と、その彼と何年か前まで長く付き合っていた元恋人もいるということに、覚悟はしていたけれど、彼女と目が合う度、笑い合わなければならないとき、なぜだか手のひらがじわじわと焦げる感じがした。 透き通りすぎた海よりも青く見えた空に手をかざしても、ぬるい風が通り過ぎて行くだけ。 私は諦めて、友達が勇気付けながら施してくれた青いネイルを、海に出会わせたいと波打ち際に足を運んだ。 心配そうに見つめる彼の視線を受け取

          【旅する日本語】心の在り処

          螺旋階段を、まっすぐのぼるように

          「まるで螺旋階段をまっすぐのぼるような強さで」 これは高校生のとき、親友 ーというのか、どんな呼び方もしっくりこないけれど不思議と強く惹かれあった友人ー が私のことを書いた詩で私のまっすぐさというと聞こえがいいが、それについて表現した言葉で、昔から螺旋階段が好きで、撮りためていたり、将来は家の中に小さな螺旋階段を作りたいと思っているくらいだったので、この例えは非常に気に入ったのだった。 ただ、今思えば強さというのか、ある意味では弱さというのか、私は何かときちんとできない人

          螺旋階段を、まっすぐのぼるように

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          フィレンツェに咲く野花

          フィレンツェに咲く野花

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          イタリアまるかじり 02 〜現地の材料で他の国のお菓子を作ってみる〜

          1ヶ月ぶりに旅行のない土曜日を迎えたので、来週のお昼ごはんを作り置き!笑 というわけで、作り方を知っていて手早くできるスコーンをつくることに。でも慣れない異国では、いくつか壁がありました… 序章に小話をば。 なんと!一緒に暮らしている生粋のイタリア人おばあちゃんはスコーンを知りませんでした。クランベリーも、クコの実も、ゴールデンベリーも知らなくて、「干しぶどうじゃないの?」と何度も訊いてきました笑  私が違うよ、とイタリア名で伝えても、「聞いたことない」と言い、私がわかって

          イタリアまるかじり 02 〜現地の材料で他の国のお菓子を作ってみる〜

          イタリアまるかじり 01 〜春野菜を食べる〜

          突然夏のように暖かくなってしまったフィレンツェ…ここ1週間ほどで、ヒートテック+ジャケット着用から、半袖デビュー!こんなに季節がジャンプするなんて、驚きです。日も突然長くなって…以前は18時くらいから暗かったのに、21時くらいまで薄明るくて、時間感覚がわからなくなってきました。 ヒートテック5本指ソックスを脱ぎ捨て、いきなり雪駄。笑 日本にいる頃から愛用していた雪駄、裸足loverにはオススメ。下駄は少し重いので、歩いていると鼻緒部分がどうしても痛くなってきてしまいがち。

          イタリアまるかじり 01 〜春野菜を食べる〜