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コーチング受けてみたら目から鱗した話(2)

実は、というほどでもないが、私は自己肯定感が低い人間です。もはやないと言っても過言ではない。自分のすべてを否定しがちで、他人からのリアクションや評価によってでしか自分の価値をつけることができなかったのです。

こんな拗らせた性格になった原因は、拙い文章ですが、「「私」という人間」というnoteを以前に書いたので、興味を持ってくださった方は、こちらも合わせて読んでいただけると幸いです。

これを読んでいただけて、「私も私もー!」という人もいれば

「いやいや、メンヘラかよ。」という人もいるのではないでしょうか?

私の場合は「自分が今持っている感情を受け入れる」という「自己受容」とかいうのも必要なのでしょうが、そこはもうプロのカウンセラーの意見にお任せしようと思います。

今回のコーチングのテーマは、そんな私の「自己肯定感」の方を上げていこうというものです。厳密に言えば、向上するというより、まず状況の理解がメインにどのようにしていきたいかというお話になるかと思います。

目下、私の現在の悩みは、ハレさんから距離を起きたいと言われている部分です。大仰に聞こえますが、必要な連絡は取るけど、お泊りとか、恋人らしいスキンシップは取らないという程度の話です。いわゆる冷却期間というやつですかね。

はい、寂しがり屋かつ自己肯定感低い私には、結構寂しくてノーーーーーって感じです。笑

多々理由はあるだろうし、倦怠期なだけなのかもしれないけれど、ハレさんからも「変わってほしい、やってほしい」ということを、やっていこうと思っているところなのです。

そのうちの一つが「自己肯定感を上げること」なんですね。

ハレさんからしてみたら、「覆水盆に返らず。起きてしまったことは仕方ないけれど、変えられることができるなら、頑張ってほしい。」というコメント。

いや、正論。ド正論。そんで

やれるなら、やっとるわ!!!バーカバーカ!!

という3歳児並のムカつきも盛大にあります。

そんな風に、キレ散らかしていた私を、コーチングしてくださっているWAONさんは苦笑いして見守ってくれてます。

WAONさんはイメージさせる質問が多い。

「モルスちゃんの、自分は欠陥だらけだという気持ちとか、自己肯定感をモノにすると何かな?」

「穴がでかいザルですね。」

「即答(笑)ザルの大きさは?何で出来てる?」

「大きさは中華鍋くらいで、薄い氷でできてますね。」

これはよくまぁ即答できたなって思われるでしょうが、個人的には、ずーーーーっとそう思ってたので、実はイメージさせるコーチングは私にとっては話しやすい内容なんですね。(人によってはやり方は違います。)

ちなみになんですが、WAONさんはハレさんのコーチングもしてくれているのですが、やっぱり全然そんなことを聞かれないと、ハレさんは話しておりました。

閑話休題

WAONさんは続けます。

「穴の大きさは?」

「パスタも受け止められないし、水なんかたまらない。しかも人肌の温度で溶ける。(穴は決して塞がらない)」

「そのザルから感じることは?」

感じること????

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。私は結構悩みました。前回もそうだったけど、意外と人って感じることを言語化することは苦手なんですねぇ。

「ほしがりとか、申し訳なさとか、どうやったらふさがるんだろう、ふさがなきゃと思っているんですかねぇ。
ハレさんから「足るを知る」という言葉をかけられたけど、そもそも今の状態が本当に足りているのかわからないって感じですかねぇ。」

たどたどしく話します。

「ザルは、何がほしい?」

「愛情。でも穴があるから、足りない足りないってなってしまう。」

「ザルは、モルスちゃんになんて言ってる?」

ザル…‥‥‥!!!!しゃべるんか?????

この質問には驚きましたね。完全に無機質だと思ってたので。でもね、いやまぁわかる。私のザルの気持ち、痛いほどわかると感じたんですね。

「薄い氷だから、内側を分厚くしてくれ、と。穴も塞げ、と。いってますね。」

「分厚く…‥?」WAONさんは聞き返しました。

「内側の氷を分厚くすれば溶けにくいし、私の穴も少しずつ埋まる気がするんですね。

穴はまだ開いてますけどね、でも分厚いから、注がれる水の量は少なくなるし、その少しの量でも、嬉しいって思える気がするんです。」

「あ〜〜〜〜〜なるほど〜〜〜〜。」

WAONさんはなんだかとても納得した感じだった。

「まぁ、そういうけど、寂しいし、精神的自立は中々難しそうですよね〜。人は一人で生きていけないって言うけれど、私は今まで一人で頑張って来たほうだとは思うんで、少しは甘やかされたいです(笑)」

「もし、モルスちゃんがなんの制限も束縛もなく、自由に行動していいって言われたら、どうする?」

「私は、やっぱり、ハレさんと普通に過ごして、一緒にお茶飲んで、一緒に空間にいれたら良いですね〜。」

絶賛寂しがり中なので笑

でもやっぱりすきなんだなぁー。と自覚するばかり。

「だけど、今は、自分には直さなきゃいけないことたくさんあるし、整えなきゃいけないことあるから、それをやって。自分を変えて行きたいですね。また一緒に入られるような準備というか。

今は多分、お互いにイコールじゃない気がするんで。」

そんな私にWAONさんは、

「そっかそっか。もしハレさんに今メッセージを伝えられるなら?」ときいた。

「う〜〜ん。ハレさんじゃなきゃ私は幸せになれない、そんなことは絶対にない。でも、どんな男性たちがいても、ハレさんを選んで、一緒にいるんだって伝えたい。」

私はこのセッション前でもいろんな人からもアドバイスを受けていたのですが、私の中で、パートナーと友達の違いの答えを一つ得たような気がしてるのです。

それは、

友達は幸せになってほしい

パートナーは、幸せにしたい。一緒に幸せになりたい。

でも幸せにするためには、自分がある程度の強さが必要だと思うので、その強さは、自己肯定感にあるんだなと気づいた気がするのです。

成功体験を生むとか、環境を変えるとか、いろんなやり方で、かつ道のりも遠そうですが、なんとかしてザルを分厚くし、穴を防げるようにして行きたいですね。



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