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学び方

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フィードバックこそラーニングだ

フィードバックこそラーニングだ

学び業界に関わる私達にとって、学習のROIを意識することは様々な気づきにつながる。私達は自己中心的なものだから、Invest(努力/労力)が何故かReturn(成果)に比例すると考えてしまいがちだけれど、Do More With Lessの発想で考えると、学びの世界は大きく変わる。ということで、今日はその最たるものと言える「フィードバック」のお話。

研修以外が9割。10:20:70。これって学び

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Trainingか、Learningか

Trainingか、Learningか

L&Dとは、Learning & Developmentの略だ。何を今更?と思われるかもしれないけれど、実はL&Dという名前はなかなか噛みごたえがある。今回はその「Learning」についてのお話。以前、「人材」「人財」「開発」「育成」全部苦手だ、という記事を書いた。実はこの話の続きみたいな話だ。

L&DであってT&Dでないのには理由があるLearningを日本語でいうとなんだろう。ベタに訳すな

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ビストロに学ぶラーニングメニュー

ビストロに学ぶラーニングメニュー

コロナ禍によってDXが加速したと言われる。ご多分にもれずラーニング業界も大きく変わった。いや、本当は提供者側がやっていることはそれほど変わらないのだが(e-LearningやZoomセッションは昔からあった)、受ける側のパーセプションが大きく変わったのだ。

リモート冬の時代(@日本)嘗て日本ではリモート研修は定着しないと言われた。その最大の理由は、東京への一極集中だ。対面形式とWeb形式を伝播力

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ペタゴジーは、あるのか?

ペタゴジーは、あるのか?

「学び」に携わっていると一度は耳にするのが「アンドラゴジーとペタゴジー」のはなしだ。この理論、社会人学習の立場から聞くと「ふむふむなるほどね」と思わされる気がする。ただ、未成年学習の視点からこれを眺めると、多分違う見え方をするのではないか?というのが、今日扱いたいお話。

アンドラとペタの一般論特に社会人の学びの視点からは以下のようなことが言われている。

ペタゴジーとはこどもの学び方。子供は記憶

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