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【お仕事】期待に応える のお話

こんばんは。

れふとで御座います。
今夜もどうか、貴重なお時間をすみませんが、
少しだけお付き合いくださいませ。

私の職場ではその子が担当して最後まで対応をするものと、
誰がやっても問題のないような対応とが入り組むお仕事になっています。

担当している案件がタイミングによって多数舞い込んでしまった際に、
手伝ってもらえるお仕事はヘルプをして、
代えのきかない担当案件をせっせと頑張る
みたいな協調性も求められます。

みなさんが大変な時は私が指示をして全体を常に把握するようにしています。


つい先日、担当案件がたまたま立て続けに舞い込んでしまい、
通常業務に手が回らなくなってしまった子がいました。

やっとの思いで担当案件を終え、通常業務を今から全力でやらなくては。
と言う責任感で、取り掛かろうとしたところ、
「あ、やっといたよ。」
と主任の子が声をかけをして、極度の緊張から解放された為か、
安堵からか、その場で泣いてしまった子がいました。
それほど大変だったんだね。頑張ったね。と私は思うのですが、実際のところ

どんな事があっても仕事中に泣くのはどうなのよ。

と思う子も、実際のところいます。
その件があってどうしても職場のムードって
ピリつくのとは違うのですが、普段とは変わってしまうのですよね。
女の子しかいない職場ですので、そう言った空気的なところって
男性より敏感に汲み取りますし、オーラを発したりするシーンもあります。

私としてはそれほどの強い責任感を持って、自身のお仕事と向き合ってくれる子なんだなと思い、とても素晴らしいメンタルだと思いました。

ただ、私一人がそう思えたとしてもお仕事は皆さんと協力しあってやるものですので、
多数派の流れになってしまう事もどうしてもあったりします。

厳しい意見ですが、辛い時にすぐ助けるのではなく、あえて突き落として、
それでも這い上がってくるような子、乗り越えられるような頑張り切れるメンタルを持ち合わせてくれる子を
企業としては欲しがりがちです。

そういう子がきっと、いずれ上に上がって、何かあった時になんとか出来る子になって行くのだと思いますから、
企業が求める人材と言うのは私もよくよくわかっているつもりです。

ただ、一人ではどうしても完結出来ない子で、突き落としたらそのまま落っこちてしまうような子がいた場合、
それを不要な、無能な子として判断をするのはいかがなものかとも、思うのです。

手助けは必要ですが、その手助けがあれば実力を存分に発揮して、
一人でやり切れる子には出来ない角度からアプローチ出来たり、
思いも寄らない良い結果を運んできてくれる可能性も、
私は捨ててはいけないと思うのです。

上記で挙げた泣いてしまった子に対して、きっと職場の皆さんは良い思いをしなかったと思います。

電車内でギャン泣きしてしまう赤ちゃんがいた時、
しょうがないとは分かっていながらも、泣き叫び続ければ誰かしらストレスを感じてしまうのですから、
あの涙はきっと良い影響は与えなかったと思うのです。

恐らく、私一人を除いては。

昔の記事でも書いている通り、私はそんな繊細な心の方、
一人では乗り越えられないような方にとっての踏み台になりたいと心から願っている生物ですので、
明日から、また新たなチャレンジにトライしていくつもりでいます。

私が踏み台になる事でその壁を乗り越えられたとした時、
その後の道のりは一人で乗り越えられた方よりもスムーズに進む事ができるかもしれません。

その、無限の可能性を私のような立場の者が絶ってはならない。
そう考えています。

誰がどこで壁にぶつかって、辛い思いをするか、苦戦するかは
それこそ誰にもわかりません。
本題の子のように、どれだけ辛くても助けてと言う言葉を発することが出来ない子もいたりすると思うのです。

仕事でそれじゃダメだろう と言うのはもちろん承知していますが、
それでも私はそう言う甘い考えを捨て切れません。

その壁が初歩的なところだからと言って「こんなところで躓くようでは先が思いやられる」と、ダメな子と決めつけてしまう事が、どうしてもできないのです。


期待に応えたいと言う思いもあり、その子は必死に頑張ってくれたのだと思うのですが、
それは私が常々皆さんに期待をしていて、頑張って欲しいけど、絶対に無理はしないでね とお声かけしているので、
それが原因で追い詰めてしまったのではないか と、考えました。

どれだけ入社時に年齢を含め能力差があったとしても、入社後の伸び率に差があったとしても
評価は評価として、
それとは別に期待を込めて真摯にその子その子と向き合う事は、
全員イーブンであるべきだと、考えていました。

しかし、それがもしその子にとってキャパオーバーになってしまう程のプレッシャーになってしまっていたのだとしたなら。

私がその子を泣かせてしまう状況に追い込んでしまったのだと思うのです。

その事について真摯に受け止め、
期待と言う心について考え、明日から新しいチャレンジをしていきたいと思います。

明日、泣いてしまったその子には謝り、
また、別のシーンで職場の皆さんにもそれぞれ謝って、
私のこれからのチャレンジについてお話ししていこうと思います。

人の為に生きて、人の為に死んでいく為に、
まだその資格は、私にはないのだと痛感しました。
私はまだまだ成長を続け、頑張らなければなりません。

どうか、みなさんの心が今日より少しでも明るく照らされますように。
お休みなさいませ。

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