新たなる「革命的祖国敗北主義」
マルクス=レーニン主義の「戦略論③」(帝国主義戦争の内乱への転化 ― 革命的祖国敗北主義)で述べた通り、「自国が帝国主義戦争を起こすに至ったら、労働者は自国の戦争での勝利のために闘うのではなく、戦争に乗じて階級闘争を激化させ現体制を打倒するために闘うべきだ。」とされている。
実際にレーニンはこのようにして第一次世界大戦時に革命を成功させ、ロシアを戦争から離脱させたのだ。
これを現代に置き換えてみよう。日本は日米同盟を理由にして、アメリカ帝国主義の戦争に参加して、周辺国を侵