矢口れんと 2019年7月12日 11:36 日比野は困惑した。地球儀を眺めていた。部屋をお洒落にしたくて買ったものだったが、望んでいたものと違ったのだ。大きさも傾きも回り方も。彼は地球儀の台を乱暴に掴み、床に投げつけようとした!…が、すんでのところで踏みとどまった。その両足が立つところにも、1つの大地があったからだ。 #日記 #エッセイ #ショートショート #ポエム #140字小説 #地球儀 #大地の芸術祭 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 #PRETENSE 21 ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! 記事をサポート