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もうすぐ年末。ありがとう♡をもっと職場に。

市役所に勤めて25年。
企画部門でそれなりの責任ある立場を担うようになりました。
ニュースでご存知かも知れませんが、公務員は一斉に冬のボーナス支給がありました。
本当にありがたいことに、まとまった金額を振り込んでいただきました。
それに値する仕事をしたいと、心の底から思っています。

チームによい流れをつくるために

一人の実務者として、私も事務をこなせる方だと思います。
今、与えられている責務は、事務を私がこなすのではなく、
チームとして多くの人が効率的に仕事をできるような集団をつくること、
つまりマネジメントするということが仕事になっています。

人を育てる、つまり経験をさせることも私の仕事です。

ときに、楽しい遊びを外から見るような、
少しさみしいような気持ちにもなります。
でも、チームで仕事をする方が、一人でするよりも、もっと大きな流れができます。
その流れをどんな流れにしたいか、は、今回おいておいて、
どうやって流れをつくるかについて、最近思うことです。


承認と自己実現しかないでしょう。

職場は安全で快適な環境にあります。
給与も一定の額が毎月振り込まれます。
おそらく来年も雇用されているでしょう。
そんな安心感の中で、さらに欲しいものってなんでしょう。

マズローさんを持ち出すまでもなく、
承認と自己実現、と思うのです。


上司として

彼ら彼女らに気持ちよく実力どおりに働いてもらうためには、
承認と自己実現しかないと思っています。

ありがとう
助かった
よく調べたね
わかりやすかったよ
これからどうしたい?
どうすればいいと思う?

周囲の仕事も頭におきながら、
自分の仕事を、責任をもってやりとげる。

経験を積み、自信を持って、よりよい仕事をして欲しいと思っています。


団塊ジュニア以上の世代の競争意識の強さ

翻って、私もトップというわけではないわけで、
チームの構成員としての役割もあります。

そこで思うのは、一定の世代以上の方々は、
チームワークより競争、勝ち抜ける強さが求められていた時代の価値観が残っているのでしょうか、あまり他人をほめません。
認め合うこともしません。
他者へのライバル意識が強めです。
あくが強くて、ギラギラしているタイプが多くいます。

団塊ジュニア世代以上の幹部職員は、厳しい競争で勝ち負けにこだわり、組織のトップはたくさんの他人に勝ってきた、勝つ経験を積んできた方々。
・・・ある意味、しかたないでしょうね。

あ、私もか(笑)。←思い切り団塊ジュニアで就職氷河期。


マウントをとりたい世代

次から次から自分の読んだ本なんかを薦めてきたり、
部下に対して「オレ、えらいぞ」的なマウントをしたい人が多いように思います。

最悪の事例としてご紹介しますと、
市長が「ボクもがんばってる」と私にアピールしてくることがたびたびあります。
「ごくろうさまー」という言葉が心に浮かびます。
まさか組織のトップである市長にそんなことはいいませんが、
誰かにほめてもらいたいんでしょうね…

逆に市長から「がんばってるね」とは言われたことはありません。アリガトウ的な感謝も、ほめられたことももちろんありません。

ただ、前市長にはよく言っていただきました。
他の自治体の首長や、県の幹部にも言っていただきました。本当にありがたいことです。

つまり、
この年代の社会的成功者の特有の「オレえらい」意識は、
もうどうしようもない人がいる、という例えです。

ありがとう、助かったと感じたり言ったりする習慣がない方が多いように思います。
自分が競争に勝ち抜けて、今の地位を獲得した人は特に。
自分の自信が高いばっかりに、他の人の仕事ぶりを否定したいような気持ちも見え隠れします。

でも、自分はよくやってるから褒められたい、みたいな(笑)

実るほど頭を垂れる稲穂かな

つまり、率先垂範ですね(笑)

私は毎日誰かにアリガトウするようにしています。

今はチームワークの時代。
承認と自己実現の時代です。

段階ジュニア以上の世代が聞くと、雑談にも聞こえるかもしれないけど、
心の支えになる承認と自己実現に向けたコミュニケーションが、
もっと増えればいいのになと思います。

とにかく、おっちゃんたち、もっとアリガトウ言いや~


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