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未経験から人生の変わる経験


金持ちじゃない人が、金持ちになったら人生変わる、と思うかもしれません。
童貞が、童貞卒業したら人生変わる、と思ってますよね。
現代は、中年になっても性体験ない人が3割とか4割いるらしいですね、男女含めて。
性体験したら、ちょっと世界観変わるけど、何も人生は変わらないことに気づきます
金持ちになったら、何も人生は変わらないことに気づきます。

良い方向とは逆の、悪い方向にも言えます。
離婚したり失業したりしても、何も人生は変わらないことに気づきます。
離婚は経験ないけど、多分そうだろうと思います。
だから経験してない様々なことも、多分そうだろうと思います。

経験ないことでいえば、この世の死んだ経験は誰にもありません。みんな童貞(未経験)です。
この命が終わったら、意識が変わる、とイメージしてる人も多いでしょう。
この世で死んだら、何も魂は変わらないことに気づく。経験ないけど、多分そうなのでしょう。

昔の日本では、死んだら仏になると言いました。
出てきた幽霊に、「成仏してくれ〜」とまで言います。
肉体の制限が無くなれば多少のわだかまりも減り、進みやすくなるけど、その程度の変化かもしれません。
死んだら仏性が目覚め、悟りがあると思い込んでいます
よく大悟だと表現するということは、小悟がある、つまり悟りは「ちょっと世界観変わる」程度かもしれません。

死んだらこの世で苦しむ意識が変わる気もしますが、苦しんでいるのは意識なので肉体の変化とは関係ないと思われます。
苦しいから死にたい人は死んでも苦しいのでしょう。
肉体の変化がある性体験したら、ちょっと世界観変わるけど、何も人生は変わらないことに気づくのと、同じようなことかもしれません。
前世の死の経験を覚えている人もいるように、何も魂生は変わらないことに気づいている状態かもしれません。


若い時の童貞は肉体の苦しみですが、年齢を重ねた童貞は劣等感の苦しみでしょう。
貧困は、好きなの食べられない肉体の苦しみより劣等感の苦しみでしょう。
死で肉体がゆえの苦しみから逃れても、劣等感の苦しみから逃れられないのだと思います。
劣等感は自分の魂の価値への不信です。

どんな未経験の葛藤も、突き詰めると劣等感への葛藤でしょう。
それは経験での解決ではなく、自分の価値への見直しが大事なのかもしれません。
劣等感に耐えられずこじれて、歪んだ自画自賛をする人がいるのは、他者を別の角度な劣等感を作ろうとしており、自己価値の見直しにはなっておりません。
ならば、自分の経験ずみな事への見直しが大事でしょう。
「これからの経験」は未経験さで苦しみます。
「これまでの経験」を再評価するのが「人生の変化」かもしれません。
未来の明るさではなく、過去の見直しで明るくなるのが一番の変化であるような気もします。

童貞の話から死まで飛躍しすぎかな?

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