人生は、自分で答えを定める方程式

“方程式は、答えがある世界。でも大事なのは、答えをどう定めるか”

 日本の教育は、正解を求められる。小学校では、足し算や引き算の一つの答えを導いてきた。5+5=□のように、「=」の向こう側にあてはまる答え。でも、10という答えを導く方法は、一つではないし、色々な式や数字の組み合わせがあることも実は知っている。

 何をしたいかわからない、何かイメージしていたものと違う、やりたいことはこれではない、さまよっているときがある。

「なんだったら、満足するの」「どうしたいの」 

 こういう生き方が正しくて、こういう生き方はよくない、これをしたらよくて、これをしたらだめ。常識と非常識。

「それって誰が決めたの」「それって本当」

もしかしたら、気づかないうちに、思い込んでいる場合もある。

 人生って、0か1かではかれる世界、答えが一つの世界ではない。

 大事なのは、自分がこれだって決めたこと、定義したことに向かって、突き進むこと。

 数式と同じように、答えに対して、たどり着く組み合わせは無数にある。数式が複雑ならば、自分と同じ答えにたどり着いた人に導き方を教えてもらう方法もあるし、もっとシンプルな計算式、導き方を見つけることができるかもしれない。

 まずは、自分の答えを定める。そして自分だけの式をつくる。

そうすれば、自分の道を歩むことができる。

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