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「私」と「木」と「死と再生」と。

おす、おらshotakaだ。
パーソナルセッションの募集を少ししたいんだけど、その前にせっかくだし最近思ってることでも書こうかな。

そうそう、今日もshotakaワールド全開でいくぜ。

ということで、「木」の話をします。

■死と再生のライフサイクル

みんな木を想像して欲しいんだけど。
どんな形でも良いんだけど、まあ参考に載せるとこんな感じ。


緑の木のシルエット。白い背景上に分離。ベクトル図 - イラスト素材

で、木ってのはいくつかのパーツがある。

種、根、幹、枝、葉、果実

で、それぞれの部位が生命や人を象徴しているんだけど、今回は端折ってざっくりいく。

木を私たち人間と重ねて思い浮かべた時、その「幹」は、我々の芯、実存、心やアイデンティティみたいなものだと思うのよ。

そして、成長と共に、その幹は育って、太く、大きくなっていくよね。年輪を重ねながら。

では、幹はどうやって育っていきますか?

植物はどうやって育ちますか?

そう、幹についた枝、その先の葉から栄養を創って、本体で吸収して、成長していくよね。

 森林生態系の原動力 光合成

じゃあ、これをライフサイクルで見てみよう。
春夏秋冬の中で、「葉」というのはどのようにライフサイクルを辿るだろう?

春になると、新芽が出て、
夏になると、緑で溢れ、
秋になると、紅葉、落葉し、
冬になると、休眠して次の春への準備を行う。

そして、このサイクルを回しながら、幹はどんどん太くなる。

植物のライフサイクル 桃の木

ちなみにこれは桃の木。
こうやって螺旋のように、成長し、幹はどんどん太くなる。
枝の先で「死と再生」「破壊と創造」を繰り返しながら、幹はどんどん大きく、太く、豊かになっていく

ところで、これは全ての生物に共通しているサイクルで、人間もそうなんですよ?

改めて、人の心やアイデンティが「幹」だと考えてみてほしい。

■「日々死ぬ」を実践する

日常で起こる出来事は全て、生まれて、花開き、そして枯れていく。
パートナーや友人との出会いと別れ。
仕事における就職と退職。
プロジェクトや事業の立ち上げと終了。

アイディアや概念が生まれ、花開き、そして落ちていく。

人生の停滞期には意味がある。その

言いかえると、木も人間も「日々死ぬ」ことを実践しているわけだ。

その中で、私たちは、自分の考えやプロジェクト、計画、ヴィジョン、人やパートナーとの繋がりが死ぬと、自分の存在やアイデンティティも同じく棄損されたり、死んでしまうのではないか、と思いがちだ。

でもそんなことはない。あらゆる出来事というものは、枝の先で起こる死と再生のサイクルであって。
葉が落ちたって、幹は死なない。むしろ、そのサイクルの中で、幹はどんどん太く、大きくなる。

これを人間は忘れがち。目の前の出来事が終わりそうになると、それが辛い、苦しいって思ってしまう。

これ以上、今の延長線上の未来には、自分が求めるものなんかありやしないのに、目の前の現実を捨てられなくて執着する。

何かのチャレンジが失敗して終わっているのに、終わったことを認められずにジタバタする。
恋人との関係がとっくに死んで終わってるのに、受け入れられずに、執着してしまう。
仕事で、やっていることに対して、自分の情熱が死んでいるのに、惰性で続けてしまう。
自分が創った事業や組織が完全に終わりを迎えているのに、どうにかしようとする。

なぜなら、人間のエゴというのは、「変わらない」「一定を保つ」ということを望むから。だから苦しいしジタバタしてしまう。

■「死と再生」は問題では無く前提

釈迦は言ったね。
「諸行無常」と。常なるものは無く、全てのものは変わり続け、いつかは死滅する。

「変わり続けること」は「問題」ではなく「前提」なんだ。変わらないものはない。
そして、全てのものは死滅に向かう。そして「死と再生」を繰り返す。

そうやって、あなたの幹は大きく、太く、豊かになっていく。
螺旋のように成長していくわけだ。

植物のライフサイクル 桃の木

これを人間忘れがち。

逆に考えてみよう。
もし、このサイクルに逆らったら?
死と再生を繰り返さずに、同じ場所にずっといたら?
もう秋が来て、葉が死んでいるのに、そこにい続けたらどうなりますか?

わかるよね。
古い葉を落とさないと、新しい葉はつけられず、そのうち幹も死んでいく。

生命というのは常にダイナミックに、代謝を繰り返している。
人間の身体だって毎日細胞が死滅して、誕生してを繰り返し続けている。
1年たてば、身体のほとんどの細胞は入れ替わるし、骨だって7年経てばすべて入れ替わる。

常に代謝している。死と再生のサイクルを回している。そうやって動的平衡を保ってる。

人間関係も、知識も、仕事も、パートナーシップも、あらゆる出来事が、全てそう。
死と再生を繰り返す。繰り返すことで、螺旋のように上がってく。あなたという幹は太くなる。

人生のステージが上がる、フェーズが変わるってのはこの死と再生のサイクルを自身の重要度がとても高いこと、自身にとってとても大きなことの中で回すこと。(長期プロセスとも言う)

手放すのは、壊すことは、死ぬことは、怖いことだ。
当たり前だ。でも手放す。それが本来の姿だから。

【普遍の変化】人生には7つの周期があるって知ってましたか?

■世界は円環する

あらゆるものは、死と再生を繰り返し、生命の現象度合いが上がっていく。
より複雑に、より奥行きがでて、豊かになっていく。

そして、果実を落とし、次の芽が広がり、自身はいつか朽ち果てる。
その身はまた大地の栄養となり、次の新芽の一部となる。

ちなみに木が死ぬのはいつですか?
一つの個体としてみたら、朽ちた時、かもしれないね。

でもその朽ちた身は、大地に還り、また次の芽の一部になる。
一が全になり、全が一になる。それを繰り返す。世界は円環している。

そして、これは地球もそう。
この一本の木のように死と再生を繰り返しながら、円環し、生命の現象はより豊かに複雑になっていく。

一本の木のライフサイクルは、全ての生物に通底し、地球、宇宙まで同じ構造で広がっているのかもしれないね。
ちなみにこーゆーのをフラクタル構造って言います。

■一本の木と地球はフラクタル構造

FXのフラクタル構造ってなに?

そして、一本の木も地球という円環の一部である。
太陽の光を吸収し、無機物から有機物(ATPという栄養素)を生み出し、それを昆虫や動物たちが食べる。
二酸化炭素から酸素を生み出す。その酸素を生物は吸って、呼吸をし、代謝を行う。

その昆虫や動物たちはさらに別の動物たちの食料となり、代謝される。

そして、全ての生物は、果実をつけ(子孫を残し)、自身は朽ち果てる。
そしてバラバラになった身は菌によって分解され、その構成物質は大地や世界に還り、次の生命の糧になる。
もちろん物質的な話だけじゃない。遺伝情報や生命素粒子としての情報的なものも、次の生命のバトンとなるだろう。

常に我々は全体のサイクルの一部なわけだ。

下記の絵はユグドラシル、又の名を世界樹、生命の樹。

世界を統べる樹

前々回の記事かどこかで変容というのは死と再生という話をした。
芋虫は蛹の硬い外殻に守られ、その中で死に、そして蝶になる
硬い外殻があるから芋虫は安心して死ねるわけだ。

そしてこの記事、この世界観こそがあなたにとっての蛹の外殻になったらいいなあって思ってる。

大丈夫、今のざわざわした状態、不快な状態で良いんだよ。
あなたは安心して、自分を手放して良い。
死と再生、破壊と創造の狭間のカオスに飛び込んで良い
この文脈を知っていれば、それがあなたにとっての外殻になる。

もしくは、どんな自分であってもジャッジせずに受け入れてくれる「人との繋がりやコミュニティ」があれば、それがあなたの変容の外殻になるだろう。

もし外殻がないのならば、セッションを受けにきたら良い。
あなたが破壊と再生を行う間、外殻になる手助けができるかもしれない。

■【おまけ】私たちはどこへ向かうのか。

私は私を連れて、どこへ向かうのか。
サカナクションの新宝島って曲が好きで。この曲を聴くと考える。

死と再生、破壊と創造を繰り返し、幹はより太く大きく豊かになる。
その幹という身体に乗って、僕らはどこへ向かうのか?

生まれる前、もしくは受精する前の、あなたのオリジナルな顔は何ですか?

それは一体、この身体と共にどこへ向かうのか。

どこかに向かってるのかもしれないし、
どこにも向かってないのかもしれない。

ただ円環してるだけなのかもしれないし、世界や社会という樹の営みの一部としての役割を果たしながら、どこかに向かってるのかもしれない。

138億年前のビックバン直後、宇宙はどんな姿をしていたのか

ビックバンの後、粒子や原子が拡散してカオスだった宇宙は、もしかしたら収束しているのかもしれない。
少なくとも地球では、無秩序な粒子や無機化合物が散らばった状態から、生物が生まれ、今や人間という複雑な生命現象さえ生じている。

ビックバンから生物が生まれる確率は、「廃材置き場の上を竜巻が通過した後で、ボーイング747ジェット機が出来上がっているのと同じような確率である。」ってとある生物学者が言ってたよ。
明らかに無秩序な状態から秩序だった状態に移行している。それは世界が収束していると言えるのでは?

『最初の生命』が誕生する確率」を超わかりやすく例えると

熱力学第二法則に従えば、閉鎖系においてはエントロピーは増大し続ける。つまり、本来、秩序は無秩序(カオス)に向かってく。
あらゆる物はいつかは朽ち果て灰になる。
水は放置すればどんどん澱んで腐っていく。

ではなぜ生物はバラバラにならないのか。
それは生物は閉鎖系システムではなく開放系システムで、外からエネルギーを取り入れることで、そのエネルギーを使って動的平衡を保っている。
細胞の死と再生を繰り返しながら自分の形を保っている。拡散せずに収束した形を保っている。

だとしたら、地球も一つの生命なのだと言えるかもしれないね?
地球は生態系を通じて、秩序を保っている。いや、むしろ生命現象としてはより秩序だった方向に向かっているとも見れる。アメーバのような単細胞生物しかいなかった世界から、今は霊長類のような複雑な生物が生まれているわけだから。
そして人類は、バラバラだった個人も、テクノロジーによって繋がって、一つの共同体になりつつある。

そう考えると、地球は太陽からエネルギーを取り入れることで、動的平衡を保っている一つの生命なのかもしれない。
地球が生命体だとしたら、地球はどこに向かっているんだろうねえ。
地球は、宇宙は、世界は、どこに向かうのか。

そしてその中の私たちは、この世界でどんな役割を担いながら、どこに向かうのか。世界は常にフラクタル。

フラクタル構造

木も、人も、地球も、宇宙も、どこかの収束点に向かってるのかもしれないねえ。とか思いながら新宝島聴いてます。

まあ、知らんけど。妄想だしファンタジーですよこんなものは。

さてまあそんな感じで、
木を見て森を見たり、森を見て木を見たり。
鳥の眼と虫の眼を交互に使ってみたり。
具体と抽象を行き来してみたり。

そう言ったことを通して、
私はアシタカなりたい。

曇りなき眼で見定める

「曇りなきまなこで見定める!」
とかドヤ顔したい。

ということで壮大な話を書きながら、具体のパーソナルセッション募集します。

というかここまで読んだあなたはすごいよ。
よくこんなヘンテコな文章読めるよね。
変人で変態だよ。そして、そんな変人て変態なあなたにお届けしたいのがパーソナルセッションです。

■パーソナルセッション募集

このままでは何かダメな気がしていて、何かを手放す時期にきてるのかも。
もしくは手放した直後で、これから創造する時期に来てるのかも。

そんなあなたは、パーソナルセッションを受けに来るといい。
力になれるかもしれないよ。 

【継続セッション募集】
★募集人数:若干名
★初回は事前無料面談30〜60分ほど。
★人数が確定し次第、他の応募者はwaitingとなります。

【時間】
1回90分@Zoom

【Fee/特別価格】(税込)
・単発:44,000円
・継続3回:110,000円(36,666円/回)
・継続6回:210,000円(35,000円/回)
・追加:35,000円(継続セッション後)
※今回は春なので下記のページよりやや割引価格でご案内しております。
https://styel-s.amebaownd.com/pages/3145995/menu

【とりあえず面談したい方】
こちらのGoogleフォームからどうぞ。
面談してみて、やっぱり必要だなって思えたら、やりましょう。

今年は、「大人の心の学校」に加えてあと1つ、できれば2つほど事業を立ち上げたいと思ってる。また書くね〜。読んでくれてありがとう。

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