ここ最近は、ワンピースやゲームの影響もあり、大航海時代に対する関心が高まっているようです。

一見すると夢とロマンにあふれている大航海時代ですが、教科書に載るような人は現地でかなりの悪さをしていたり、実は知られていない面白い航海者がいたり、なかなか複雑な時代です。

今、私が興味を持っているのが、グルメ海賊のウィリアム・ダンピア。海賊ですが、実際は海軍とのつながりもしっかりある、公的な人物でもあります。

航海者であることはもちろん、作家、博物学者、料理研究家としての一めっもあるダンピア。

現地の野菜や果物、生き物を、自ら調理して実際に食べていたそう。当時は未知のものを食べるのを躊躇する人が大部分。

まさにダンピアは食のチャレンジャー。

おいしいは楽しいを体現している大航海時代の海賊だったんだと思う。

教科書の流れには収まりきらないスケールの大きさや、自分の興味を追求するこだわりに、なんだか感銘を受けてしまいました。

漫画化されているので、知っている人は知っているみたいですが、もっと知られてもいい気がするな。