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ちょっとの違いが大きな違い?時間意識を育てる親の声掛けは、どっち?

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

時間意識を育てる大切さ


期限にギリギリ間に合う経験はありませんか


みなさんは、
与えられた仕事や宿題・課題が
早く終わらせるつもりだったにもかかわらず
なんだかんだで
期限ぎりぎりになってしまった、経験はありませんか?

これは、誰にでも起こりうるもののようです。

それを解き明かしたのが、パーキンソンさん。

パーキンソンの法則

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

パーキンソンの法則 第1法則

つまり、
余分に時間があれば、そこに調整して、だらだらしちゃうってことです。

夏休みの宿題などはこれですよね。休みが長すぎるぶん、途中だらだらしてしまうんですよね。

逆に言うと
適切な時間を与えることで、だらだらを防ぐことができるとも言えます。

パーキンソンの法則を子育てに応用する。

適切な時間設定

 当然、これにつきます。
 ただ、これが難しいのですよね。

ポイントは、
この時間設定を親子でするのです。

【どちらがいい時間の決め方か。】

A 「〇時までに終わらせる。」
B 「〇分で終わらせる。」

どちらも、締め切りを作っていますが、
Aは、最終期限の設定
Bは、到達目標の設定 と
意欲が違いますね。

親子で時間設定をする際には、

「いつまでに終わらせる?」ではなくて、

これは、何分で終わりそう?

これを何分で終わらせたい?

と、声をかけるのがいいのではないでしょうか。

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