私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
読み聞かせ…いいとは分かっているけど…
みなさんは、読み聞かせをしたことがありますか?
子育て中の方は、何回か経験があるのではないでしょうか。
読み聞かせについての記事を見付けました。
とても納得のいく言葉でした。
子どもは、内容が分かっているのに、
何度も何度も読み聞かせをねだってきませんか?
そんな時には、心の安定を求めているのでしょう。
ただ…親としては…
疲れていて、少しでも休みたいのが本心。
へとへとのところに仕事が一つ増える感覚…。
そんなこともありませんか?
私はよくあります。本当に…。
そんな時に、私がしていたのが、
「語り聞かせ」です。
これは、本当に楽しいんです。
語り聞かせには、
大きく2つのものがあります。
①は、既存の物語を覚えて、お話しするというイメージです。
特に私がおすすめなのが、
②創作話です。
自分で物語を作って話すのです。
完全オリジナルストーリーです。
これは
とメリットがたくさんあるのです。
我が家の語り聞かせ。
我が家では、寝る前に布団の中で、真っ暗の中、語り聞かせを行います。
私は、
目をつぶりながら、語るので、リラックスモード。
創作話は、照れるのですが、真っ暗ということもあり、恥ずかしくない(笑)
子ども達も
横になり、寝る態勢の中で、話を聞きます。
頭の中で物語が展開されるのです。
語り聞かせの内容。
私がするお話は、
どんぐり村のサイドストーリー話が多いです。
「どんぐり村の警察官」とか
「どんぐり村の橋屋さん」などなど
職業の話も多いかもしれません。
本家のどんぐり村シリーズとは、まったく違い
登場人物も村の配置も
全部オリジナルです。
ただ単に
娘が好きで読んでいた「どんぐり村シリーズ」にのっかただけです(笑)
テーマは、身近なものにして、子どもが興味をもつように心がけています。
それでも、意外と話をすることができ、子どもも満足!
親子の時間を満喫し、
想像力も育みながら、
就寝リズムも整えることができる。
素敵な語り聞かせです。
我が家では、
「どんぐり村の話をするから、早く上に行くよ~。」と声をかけると
子ども達は、早送りされたようにやることをやめ、
寝室に上がろうとすることが多いです。
時に名作が生まれる!!!名作のあらすじ3作紹介&語り聞かせ8つのポイント!
話をしていると、時に
めちゃくちゃいいお話が生まれます。
我ながらあっぱれ(笑)
以下に、
我が家で人気だった作品のあらすじ紹介と
語り聞かせ8つのポイントを紹介します。
題名紹介
まずは、いくつか、名作の題名を紹介すると
・どんぐり村の産婦人科。
・どんぐり村のモモンガ引越し大作戦
・どんぐり村の喧嘩屋さん
・どんぐり村の雨降り屋さん
・どんぐり村の6つ子ちゃん
本家のどんぐり村にはない題名だと思いませんか?
これらは、数年前にしたものですが、
子どもはいまだに覚えてくれています。
ただ、大問題が!!!
同じ話は2度できないのです。
その場で作っているから。。。。(笑)
ですので、ここでは、あらすじを紹介します。みなさんのお役に立てばうれしいです。
あらすじ紹介!
どんぐり村の産婦人科
…と話はもう少し続きますが、これを6つ子まで続けていきました(笑)
子どもは3つ子以降、お医者さんが「もう1人赤ちゃんがいます!」というと大盛り上がり。
心を落ち着けて、寝れないじゃん(笑)と笑えるほどに。
とっても楽しいお話です。
さらに、この6つ子が大きくなって登場する
「どんぐり村の6つ子ちゃん」というサイドストーリーも作ったことがあります。
どんぐり村の6つ子ちゃん
という物語です。その後は、6人のキャラクターを生かしながら、お父さんお母さんを探し回り、無事にお父さんお母さんに出会えるという話です。
最終的には、お父さんやお母さんとは、
みんなが大好き
キリンさんの前で出会います。
※これは我が子が好きな動物なので、これにしています。
どんぐり村のモモンガ引っ越し大作戦
その後は、三人で協力し、無事にモモンガ夫婦の引っ越しを終えるという結末です。
注意点
話している途中に
話が長くなり、これらは超大作となりましたが、
話は短くてOKです。
短い名作もいくつもあります。
寝させることを考えると、
短い話がいいのです(笑)
語り聞かせの8つのポイント
特に①は大切だと思います。
毎回毎回オリジナルストーリーは難しいです。
読み聞かせが多く、
語り聞かせは少し。
ぐらいで十分だと思います。
私は、真っ暗闇で
目をつぶりながら語ることが多いです。
親子とはいえ、恥ずかしいので(笑)
また、要望があれば、作品を
紹介したいと思っています。
最後に…
語り聞かせは、
でたらめの話です。
桃太郎と金太郎が出会う話や
竜宮城に、先に桃太郎が来ていたという設定や
トーマスに乗るお父さんの話。
など、いい加減な話でも
子ども達は楽しんで聞いてくれます。
読み聞かせとは違う、楽しい時間があるでしょう。
ぜひ、一度試してみてはどうでしょうか。