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ある日突然、別の顔「映画クリフサバイバー」



閲覧ありがとうございます。今日は、クリフサバイバーという題名の映画を、うっかり観てしまったあとあとで、いろいろ考えたり思い出したコレアレを書いておこうと思います。


「クリフサバイバー」は、ちょうどテレビを点けていて、うっかり始まったので、そのまま最後までズルズルと観ました。的な作品ですが、最初は、人間、とりわけ、異性間に起こる事件を取り上げた、ある女性の物語かなと思ったら、そんなの聞いてないよ的な、野生爆弾的な展開になっていきました。


あらすじをざっと書いておきますと、カナダに住む
ジョイという台所洗剤みたいな名前の女性が、彼氏の家で、彼氏に無断で彼氏の母親のかたみ?の銀食器を使ってしまい、帰宅した彼氏は、ピリピリぎみになってしまいます。

なんだか、危険な信号を感じとったジョイは、彼氏の機嫌をとり、肉肉しい行為に突入しますが、彼氏の身体的な事情により、最後までいたらず、ジョイが、「もう、いいわ。」的なことを言うと、彼氏のスイッチが入り、暴力を振るおうとします。

浴室に閉じ籠り、難を逃れますが、激昂していて、気が収まらない彼氏は、なんということか!飼い犬を、殺めてしまいます。
非常に人間失格です。わたしは、この時点で、映画は観るのは止めようと思ったのですが、すぐ画面が変わったため、タイミングを逃しました。


ジョイには、カルメンという、仲良しの友人がいて、自然のセラピーに参加して、傷心を癒すようにと薦められ、ある朝、気が進まないながらも、家まで迎えに来てくれたカルメンともう一人の参加者のタラと車で山の中に入ります。


右から先生、カルメン、タラにソルジャー。

ここで、ちょっと話が逸れますが(またか)
わたしの、印象ですが、(中には違う方もいます)
男女が出会う場合、いきなり距離を詰めてくる方には要注意だと思います。

例えば、ゲームなんかでアカウント名を決めて、プレイしていると、、
これは、男女問わず、あるかもしれませんが、

最初は、好きなジェンヌの名前をお借りして、
「ゆりか」というアカウントにしていたら

マッチングアプリと勘違いしてるぽい男性から複数メッセージが来て、うんざりします。私と同じ記憶がある方々もおられるかもしれません。

「うっとおしい」と、思ったわたしは、友人のアドバイスもあり、アカウント名を

「万年鼻風邪シュン太郎」に、するか、

「鉄骨筋若ハゲ注意報三世」のどちらかに変えようと思い、

熟慮(なぜ考えたかは、忘れました。)の末、

鉄骨筋若ハゲ注意報三世
に変えて、ゲームを再開しました。

しかし、こんどは、男性に変えたら、女性からメッセージなどが届き、自分のYouTubeなどに来てね的なことを言われてしまいました。

寄ってくる方は、なにがしか、「裏の顔」を持っている。リアルでも、そうだけど、自分が大切ならば、軽く甘い言葉は、真に受けないことだなと思いました。誠実な人間ならば、最初からある程度、距離を置き、接してくると思います。その人も自分が大切ですから。

ジョイと彼氏の始まりも、話してはいませんでしたが、急に進展したらしいことをカルメンは心配していました。


映画に戻ります。


車で着いた先は、山のふもとで、セラピーの先生と
元軍人の女性を紹介されます。
車は、そこに置き、歩いて、キャンプする場所に
向かいます。


道なき、道を進んでいると、なんということか!
鹿が襲われ、喰われた感じの跡を見つけてしまいます。


熊がいる!

「熊がいるのよ。だから、熊よけスプレーを持ってきたわ」

平然と話す、セラピー先生。

びびる、ジョイたち。

そんな、熊が出るような場所でセラピーをしないといけないのか。。癒しではなくて、苦行か修行のような感じです。
しかも、セラピーといっても、目隠しをした一人をもう一人が手を繋いで、誘導する。。
とかいう、運動会の競技種目みたいなもの。


「頑張って!ジョイ!貴女ならできるわ!」
と、会ってから30分くらいしか経ってないのに、先生が、ジョイを昔から知っている風な、エールを飛ばします。
傷ついた心を癒すまえに、転んで、足とかに傷ができそうなセラピーです。

夜は、キャンプを張るのですが、熊出没注意の場所にキャンプを張るなど、警察や、レスキュー隊が聞いたら、めちゃくちゃ怒るに違いありません。
無謀な、大自然チャレンジをして、遭難とか、危険に陥っても、救助に向かわねばならないからです。

「熊は鼻が効くから、食糧は、集めて、上に吊るしておきましょう」

と、ソルジャーが提案しますが、熊は立ったら二メートルくらいあるかも知れず、ジャンプアタックしたら、すぐきはたき落とされそうです。


しかし、この映画の危険動物は、熊ではなく、なんと、見たこともない、生物でした!


これは、プレデターです。

画像が無かったんで、プレデターからお借りしましまたが、こういう、感じのひとがたの生物が、
一人、また、一人を、襲っていきます。


自分の巣に、女性を持ち帰り、殺していましたが、カルメンが連れ去られたのを知ったジョイが、逃げるのをやめて、ひとがた生物の巣に、カチコミに行きます。


カルメンがいなくなる前、ジョイは、もう自分も死ぬかもしれないと思い、

実は、出発の朝に、彼氏が自分んちにいたこと。
前の日に泊めたことを告白します。

「なぜ、また会ったの?!犬を殺すようなヤツなのよ?」

「だって、、泣いて謝るから、、最後に話して別れようと思って。。」

自分の心配を根こそぎ裏切られたカルメンは、怒り、

「幸せになろうとしない人とは友達ではいられない」

と、決別の言葉を投げます。

実は、その朝、ジョイは、もう一つ、重大なことをやらかしているのですが、もしかして、この映画を観たいなぁ。と、思う方がおられたら、悪いので、そのことは、
書かないようにします。


とりあえず、全滅はまぬがれ、カルメンを助けたジョイは、車のところまで、戻れて、帰路に着きます。

この映画のよく、わからん部分は、
最後のテロップに、

「カナダは、第7条を遵守します。」と、ありまして、批評家さんの、ページを見たら、第7条って、原住民の居住区とかを守ること。という内容なんですね。

原住民??

あの、プレデターが??あれが、カナダの原住民?
こっわー!

なんだか、最後まで、ポンポンと変化球を投げる映画だなと思いました。一球も、捕れなかったけど。


もしか、自分が何かに傷ついたりして、トラウマを抱えるようになったとしたら、セラピーに向かうまでにも、長い修復の時間が要ると思います。
特効薬などが無い、心の傷は、時間が効くか、友人が効くか、動物が効くか、、

それこそ、個人個人によって違うと思います。
「あの人はこれで治ったから」、
「こういう、研究結果があるから」

というマニュアル教科書みたいなものを基に、アドバイスや治療をされたら、当人は、悪化してしまう場合もあるかもしれません。

ジョイは、心の病は、克服はしていませんが、
自分の命、そして、親友の命のためには、
戦えるのだと、わかったから、このセラピーは、
役に立ったのかもしれません。


映画「クリフサバイバー」、多分、いつか忘れるでしょうが、忘れたころに、ちょうど点けたら、また、やってる。みたいな感じな映画だと思いました。

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