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遠く離れた町で漁師になった3つの理由|愛媛県 朝日共販株式会社

今回は人材採用支援サービス「WaaF」をご利用いただいている、愛媛県の朝日共販株式会社さんの事例をご紹介します。

二層船曳網漁業を営む同社では、地域の人口減少が進む中で、他県から有力な人材の確保に成功しています。

今回は遠方からIターンして同社に入社した安藤さんに話をお聞きしました!

「朝日共販」で漁師になった理由

安藤さん(37)

LH)本日はお時間をいただきましてありがとうございます!
早速ですが、安藤さんはなぜ漁師になろうと思ったのですか?

安藤)元々は愛知県で自動車の部品を作る会社で働いていました。

30歳を過ぎてから釣りにハマってしまいまして、いつか豊かな海の近くで趣味を楽しみながら暮らしたいという気持ちがありました。

仕事内容というよりは実現したい生活を軸に考えて、それを達成できる仕事として漁師の求人を探していた感じですね。

LH)なるほど!趣味の釣りをきっかけに漁師に興味を持つ方は多いですよね!
全国で数ある漁師の求人の中でここ「朝日共販」を選んだ理由はどんな点だったんでしょうか?

安定した生活基盤

安藤)まず、安定した生活基盤を築けるところですね。

自分の場合は漁師になりたかったけど、一攫千金を狙っていたわけではないので、これまでのように会社員として働けるほうが好都合でした。

ここは社会保険もちゃんと掛けてもらえるので、漁師でありつつも普通のサラリーマンと同じです。

LH)なるほど!確かに一攫千金も夢はありますが、未経験からはじめるとなると、毎月決まった給料をもらえるのは安心ですよね。

従業員向け社宅を完備

安藤)そうですね。あとここは社宅があったことも大きな決め手になりました。
新しい土地で一から部屋を探すとなると、初期費用とかも結構掛かって負担が大きいですから・・

LH)確かに、住む場所が決まるだけで遠方に行くハードルはグッと下がりますよね!実際に今の生活を始めてから、これまでと生活はどう変わりましたか?

安藤)今の仕事は朝は早いですけど、仕事も早く終わるのでプライベートの時間が長くあるのが嬉しいです!

これまでは片道1時間ぐらいかけて職場に通い、残業して12時間労働ぐらい。ひたすら仕事して帰って、寝て、また仕事の繰り返しでした。

働き詰めの頃と比べたら手取り額は下がりましたけど、生活コストが下がっている分、趣味に使えるお金の割合は増えています。

それに今は仕事終わってもたくさん時間がありますし、本当に人間らしい暮らしができるようになりましたね。

LH)なるほど!やっぱり自分の時間が増えると豊かになりますよね。これまでの都市部での生活とは大きく変わったと思いますが、田舎に不便は感じなかったですか?

安藤)最寄りのスーパーまで車で20分ぐらいなので、確かに買い物は遠いですけど・・以前と違ってプライベートの時間がある分、行こうと思えばいつでもいけるので全然苦ではないですね

それに今の時代は食品も釣具もネットで買い物もできますし、不便を感じることはほぼないです。

全力で趣味を楽しめる環境

安藤)あと、豊かな自然環境は自分にとっては魅力的でした!

自分としてはとにかく休日に目一杯釣りが楽しめるということが最優先で、自然豊かな地方であればどこでもいいかなーぐらいで、エリアへのこだわりはなかったですが、ここの自然の豊かさは想像以上でした。

LH)なるほど!実際に移住してみていかがですか?釣りは楽しめていますか?

船着き場の足元にはアジやクロダイがたくさん

安藤)もう最高ですよ!これまでは愛知から片道2時間掛けて釣りに行って、何も釣れないなんてことが普通にありましたけど、今は家の目の前で大漁です。

もちろん休日だけじゃなくて、仕事終わりにも空いてる時間があればいつでも楽しめる。釣り好きには幸せすぎる環境ですよ!

会社の福利厚生で導入された船外機船。従業員に休日を楽しく過ごしてもらえて、操船の練習にもなるので一石二鳥とのこと。

安藤)社長も釣りが好きなので、せっかく入社したからには釣りを楽しんでほしいという思いを持ってくれていて・・今後は社員が自由に使える小船を導入してくれることになりました

LH)それは嬉しいですね!釣り好きの筆者としてはめちゃくちゃうらやましいです!

安藤)今は港での釣りが多いですけど、今後はジギングとかタイラバとか、沖に出てもっと色々な釣りに挑戦できるのでワクワクしています!

内定までの迅速な対応

採用担当の朝日共販・石本さん(写真右)

安藤)生活面や環境ももちろんなんですが、今の会社には応募してから内定までとてもスムーズに進めてもらえたことも大きかったです。

もともとの住まいが遠方なので、面接に行くとなっても結構時間がかかるかなと思ったのですが、ここでは履歴書を提出してからその日のうちにオンラインで面談をして、すぐに内定をいただきました。

LH)なるほど!確かに迅速に対応していただけると印象が良いですよね!

安藤)やっぱり就職活動中の身としては、すぐに結果を出していただけることは本当にありがたかったですね。

対面で会ってなくても会社の誠意をすごく感じたというか、自分を必要としてもらえてるのかなと思って、ここで頑張ろうという思いが強くなりました。

実際に入社して

LH)実際に入社してから半年ほど経ったかと思いますが、今の仕事はどんなことをしているのですか?

今は運搬船に乗っていて、魚の網を手繰って取り込みをしています。

ここは漁場が港からとても近く、獲ったらすぐに港に戻って水揚げして工場に運ぶんで、めちゃくちゃ魚の鮮度が良いんですよ!

時期にもよりますが、この作業を4~5回、多い日で1日に7~8回行っています。

LH)たしかに早かったですね!私も乗せてもらいましたが、朝港を出てから最初の水揚げを終えるまでがわずか30分しか経ってなくて驚きました。

もちろん楽な仕事ではないと思いますけど、本当に岸近くで操業するので未経験者でも比較的慣れやすそうだと思いましたね!

安藤)自分も最初は船酔いが不安だったんですが、1-2週間酔い止めを飲んで臨んだらすぐ身体が慣れてきました。もう今は何をしても酔わないですね。

LH)仕事は順調に慣れていってるようで良かったです!先輩や上司との関係はどうですか?

安藤)まだまだ新人なのでよく怒られますけど、怒られてもちょっとしたらニコニコしながら会話してくれて、オンとオフでしっかりメリハリつけてくれます。

社内にも釣り好きなメンバーがいて、一緒に行くこともありますよ。

「真面目でコツコツ頑張れて、何より人柄が良い」と仕事ぶりも人間性も高評価の安藤さん。

安藤)会社の皆さんにはプライベートでも仲良くしてもらっているので、人間関係の部分もストレスなくやれています。

LH)いいですね!仕事もプライベートも充実しているようで何よりです!
これからも仕事も釣りも楽しんで頑張ってください!安藤さん、本日はありがとうございました!

WaaFとは

私達ライトハウスは、このような水産業界に特化した人材採用支援サービスを運営しております。

今回のような漁業だけではなく、水産加工業、飲食業、自社営業マンの採用も実績があります。

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