見出し画像

9割の社会問題は、ビジネスで解決できる 田口一成著 【読後感想】

個人事業の仕事を最適化する専門家
兼 カメラマンの京本薫です。

昨年末から、
私、市民活動を始めていまして…
➤ 何がどうなるかなんて、考えても、想像しても、出てこないようなことが起こるのが人生

そもそも、市民活動をすることも
任意団体を立ち上げることも初めてなので、
日々、学びながら進んでいる状態です。

そんな中、ソーシャルビジネス
ー 社会問題を解決するためのビジネス
と言うビジネスの仕方があると知りました。

その中でも
ボーダレスジャパン」と言う会社が
とても有名とのことで
さっそく本を読んでみました。

9割の社会問題は、ビジネスで解決できる
田口一成著


本の内容

ソーシャルビジネスとは
「社会問題を解決するためのビジネス」です。

ビジネスでは、
売上を上げること
儲けることが正義なので
結果、ちょっと違った方向だとしても
売れればいいわけです。

でも、ソーシャルビジネスの場合は
社会問題の解決が圧倒的に上なのです。
売れていても、稼げていても
社会問題が解決できていなければ
アウトなのです。

ビジネスでは
とかく言われがちな
「マーケット」や「ニーズ」。

マーケットが小さいから、利益が出ない…
ニーズが少ないから、勝算がない…

ソーシャルビジネスの場合は
マーケットが小さくても、
ニーズが少なくても
解決すべき社会問題があるところで
ビジネスをするのです。

その状況で
利益を出せるシステムを考えるのです。

もちろん、
普通のビジネスより難しいです。

一つの会社で
社会問題を解決するには限界があります。

社会問題を解決するための
ソーシャルビジネスをする起業家
ー社会起業家-がたくさんいれば
社会問題を解決するための大きな力になります。

だけど、
ソーシャルビジネスはリスクの大きい…

だから、
社会起業家をサポートするための会社として
「ボーダレスジャパン」を作ったと。

第1章
ソーシャルビジネスたくさん作る仕組み
「ボーダレスジャパン」について

第2章
ソーシャルビジネス作る
「ボーダレスジャパン」の仕組みが
どうやって生まれたのか

第3章
ソーシャルビジネスを作る
具体的な方法

第4章
ソーシャルビジネスの
成功の秘訣

読後感想

ビジネス本ばかりを読んできていたので
このアプローチの仕方は
正直、斬新でした。

今までには全くなかった視点です。

例えば、女性の起業の場合
「不登校の子のための…」や
「アレルギーに負けない…」など
社会問題の解決にかかわるテーマで
起業をしている方も多いと思います。
 
そんな時に、一般的なビジネス塾に行って
「マーケットが小さいから、
別のマーケットを探しましょう」とか
「ニーズがないから、
ニーズがあるものにしましょう」と
言われた方もいると思います。

そして、
マーケットやニーズを変えてしまって
本来、助けてあげたかった人たちとは
かけ離れた場所でビジネスをすることになった人も
多いのではないでしょうか?

ビジネスとしては、
売上を多く上げなくてはいけないので
正解だったかもしれないけど
果たして、
やりたかったことだったのか???
そんな、モヤモヤを持った方を
たくさん見てきました。

稼ぐことに対しては
ビジネスよりも断然難しくはなりますが
ソーシャルビジネスとして
考え方を切り替える。
そんな方法もありなのでは?と思いました。

おすすめ度

今までにないビジネス発想に、
視野がとても広がりました。

ビジネスをするにしても
このスピード感はとても勉強になります。

文句なしで星3つ🌟

9割の社会問題は、ビジネスで解決できる
田口一成著


京本の読書記録

過去に読んだビジネス本は
👉 逃げの起業で小さく自由に生きていく: 消極的起業のすすめ(石崎悟司 著)【読後感想】
👉 「強み」「知識」「顔出し」ナシでも成功できる SNS共感起業 宮中清貴著

読書記録

ジャンルを問わず、読んだ本の紹介をしています。



#読書術
#本の紹介
#読書
#読書記録
#読書メモ
#ビジネス書
#LINE公式アカウント
#ビジネスノウハウ

サポートをしてくださるとうれしいです。 記事のスキも、フォローも、私にとっては大切なサポートです。