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【防災の備え】 ⑨情報

《情報の備え》


①外部からの情報を得るために必要なもの

ラジオイヤホン
携帯電話関連のもの
(モバイルバッテリー、乾電池式充電器、ケーブル類、イヤホン、電源タップ等)

※イヤホンが必要な理由
・避難所などでは静かに休みたい人もいる。
・周りがざわざわしていて必要な情報が聞き取りづらい可能性もあるため。
・心を落ち着かせるため好きな音楽を聴きたい時

②自分や家族、ペットなどの情報

▪️身分証明書となるもの(実物又はコピー)

・運転免許証
・健康保険証
・マイナンバー
・パスポート
・在留カード
・障害者手帳
など

▪️医療受診時に必要な情報

・健康保険証
・高齢受給者証や福祉医療費受給者証など
お薬手帳
・持病や既往歴の情報
・アレルギーの情報
・かかりつけ医の情報

▪️貴重品管理メモ

・銀行口座番号
・保険情報
(住宅、車、生命保険などの契約内容の把握、契約会社名、連絡先など)


▪️家族やペットの情報

・個人情報カード
(住所、電話、血液型、持病、アレルギーの有無など)
・緊急連絡先(紙に書いて保管
・家族の写真(はぐれた際の捜索に)
・ペットの写真(※飼い主と一緒に写っているもの=飼い主である証明になる)
・迷子札(子ども、ペット)

▪️自分の住んでいる地域や職場、学校の周り、帰宅経路の情報

・ハザードマップ
・避難経路や避難場所、避難所
※⚠️『避難場所』と『避難所』の違いに注意⚠️

・地図 →職場や学校など外出先から徒歩で帰宅する場合や遠方への避難時など

③その他

・メモ帳、筆記用具
→入手した情報をメモしたり、伝言メモ、連絡先の記入など

・時計

・本(紙媒体のもの)
または知識や経験を通してスキルを身につけておく。
→怪我や病気の際の応急処置方法、防災関連、サバイバル術、野菜の育て方など
(インターネットが遮断された場合を想定)



《防災メモ》

⚠️避難時は命を最優先で!

一刻も早い避難が必要な場合は、貴重品など持ち出せなかった場合でも取りに戻らない!

災害時は、特別措置により
通帳やキャッシュカード、印鑑がなくても、本人確認がとれたり、罹災(りさい)証明書などがあれば預貯金は引き出せる。

保険証がなくても、氏名や生年月日、電話番号、加入している医療保険者が分かる情報等があれば保険医療を受けることができる。

《参考》
◻︎金融庁/災害等における被災者等支援についてhttps://www.fsa.go.jp/ordinary/hisaisyashien_kinyusochi.html

◻︎厚生労働省/保険証がなくても医療機関等を受診できます
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06756.html


▪️ 災害時の家族との連絡方法

・災害用伝言ダイヤル(171)
・災害用伝言版(web171)

・三角連絡法
(被災地内や被災地への電話はつながりにくいため、被災地でない遠方の家族や親戚などを中継して連絡を取りあう方法

・SNS
LINEの場合、『LINE安否確認』や『ステータスメッセージ』などで安否確認ができる。

▪️持病のある方、服薬中の方はお薬手帳を忘れずに!

・普段から外出時には常に携帯する。

・飲んでいる薬について家族と情報を共有しておく。(特に高齢者の場合)

・定期的にスマホで写真を撮っておくのも◎

▪️公衆電話のある場所や使い方の確認

▪️緊急連絡先は紙に書いて保管する。
→携帯電話の充電切れや紛失などにより確認できなくなることもある。

▪️ハザードマップは、自宅付近だけでなく、職場や学校の周り、帰宅経路付近も要確認
→避難しているつもりが逆に危険な方向に進んでてしまう可能性もある。

▪️災害前や災害後に知りたい情報

・気象情報
・台風情報
・雨雲レーダー
・河川情報
・交通(道路、鉄道、航空、船)
・キキクル(大雨による災害発生の危険度の高まりを地図上で確認できる)
・ライフライン復旧状況(停電、水道、ガス)
・給水所
自分の住んでいる地域の防災情報
(防災メール、アプリ、防災無線、戸別受信機)
など

※大雨や設置環境により防災無線が聞こえない場合は、各自治体のアプリや『防災行政無線テレホンサービス』で確認することもできる。
(自治体により無い場合もあり。)

◾️災害時のデマや真偽不明の情報に注意⚠️
・重要そうな情報であっても一旦保留し、むやみに拡散しない。
・鵜呑みにしない。

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