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梅の雨とかいて、つゆ。


梅の雨。梅雨。

梅雨ってどうして梅の雨?と不思議に思っていた小学生のころの私に教えてあげたい。


梅の時期だから、梅雨なんだよ、と。


実家では梅仕事をしていなかったから、梅雨が梅仕事の時期だなんて知ったときは驚いた。

こんなジメジメした嫌〜な時期が、大好きな梅を仕込むチャンスだなんて!!!



きっかけは大平一枝さんの著書

もう、ビニール傘は買わない

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の中の梅シロップエピソード。今やそこら中で言われている、"ていねいな暮らし"を目指したい20代後半の少女(?)・私は、大好きな梅を自分で加工できたら…なんてわくわくしてしまい、それからもう頭の中は梅だらけ。


とりあえず部屋も狭いし、初級編として梅シロップを作ろう!と思い立ち、瓶を買い、氷砂糖を買い(この時期は氷砂糖も品切れ続出。知らなかった!)、青梅を買い…どうしよう、どうしようと不安になりながら始めました。



青梅は近くのスーパーでなかなか見かけることがなかったので(早とちりして出回る前だった、笑)

縁あって知った神奈川県小田原市にあるジョイファーム小田原さんの青梅 " 白加賀 " をお取り寄せ。

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箱を開けたとたん、芳醇でフルーティーな香りがより一層私の心を刺激する。自然の宝石か!?と思うほど。



はじめての梅仕事なのに、こんなに素敵な梅を使って果たしてきちんとできるのかとネガティブになりつつ


まず、作り方どおりにこのような感じ。

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何日か経って…

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(凍らせたからか、溶けるスピードが速かった!)



そして約1ヶ月後には…完成!!!

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発酵したりカビたりせず、美しくできあがってくれました。


エキスが出きってしわくちゃになった梅は、煮梅にしておやつに。写真は無いけれど、これもまたおいしい。止まらない。



シロップは水で割ったりソーダで割ったり

梅雨明けの夏という季節にぴったりすぎて

季節にあわせて食文化を発展させてくださった先人を尊敬せずにはいられませんでした。


梅ジュースを水筒にいれて仕事にも持っていっているので、この夏はなんとなく少し気分がいい。

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あぁ、必ず来年も作ろう。梅仕事の季節、梅雨ってステキ!!!

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