何が見えているのか?
物事はすべてバランスで決まる。
良いと思うことも、悪いと思うことも。
もっと言えば、興味や関心の有無もバランスだ。
例えば、僕たちには喜怒哀楽など物事を通して様々な感情が沸き起こる。
誰かに手助けしてもらったとき、そこには十人十色の感情があり、助けてもらえた嬉しさを感じる人がいる一方で、迷惑を掛けてしまった申し訳なさを感じる人もいる。
感情というのは自分の写し鏡のようなもので、そのままの自分が出てくる。
だけど、その感情を通しての世界だけに視点を向けると物事のバランスが崩れてしまう。
どういうことかと言うと、自分の見ている世界の視点が変わると、物事は良くも悪くもなる。
さらには、自分自身の見ている世界と相手が見ている世界は全く違うということ。
だから、その感情を通した世界の中だけで物事を見ていると、感情に振り回されてしまう。
問題でないことも、感情や思考が騒ぎ立ててると問題になる。
すべてはバランスの話。
一歩立ち止まって、観察して、感覚でこの世界を見てみよう。
そこには、すでにバランスの保たれた、調和した世界があることに気づく。
僕たちに必要なのは俯瞰できる「目」かもしれない。
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