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ー足の痛みとロキソニンーやっぱり西洋医学は対処療法だった。


皆さまこんにちは^^
先日足を痛めてしまい、今回はその時のお話をしたいと思います。



突然襲った足の痛み


ある朝突然、左足の母指球(足の裏側、親指の下の出っ張ってる辺り)が痛くなりました。
体重が乗る所なので、当然歩く度に痛みます。
ビッコ引いて歩かなきゃならないし、一番痛いのが地面に着いてる足を離す瞬間…
激痛過ぎて、何回顔を歪めたことでしょう…

痛み始めた2日前くらいに転んだので、おそらくその時にぶつけて痛めたのだと思います。
病院でレントゲンを撮ってもらい、怪しい箇所はありましたが、幸いひどい痛みは1週間くらいで消えました。
最初は骨折も疑いましたが、何かしら痛めただけかもしれないという診断で、経過観察となりました。
(もしかして痛風かも?!と焦ったのは、また別の話…笑)


処方されたクスリ


足を痛めたことも私にとっては一つ事件だったのですが、今回お話ししたいのは(重要なのは)足を痛めたことではなく、その後のこと。
この時薬局で処方されたのが、こちらのクスリ。

≪外用≫
・ロキソプロフェンテープ…痛み止めのシップ
≪内服≫
・セレコキシブ…痛み止め、炎症を抑える
・レパミヒド…胃を守ってくれる
※薬局で事務をしていることから、薬の名前と効果は少し知っています。

普段から私はなるべく西洋のクスリは飲みたくないと思っているので、帰宅後に痛み止めの湿布(しっぷ)だけ貼ってみることにしました。
帰宅後しばらくすると、なぜでしょう足を痛めたこと以外元気だったのに、なんか急に体が怠くなり、胃が気持ち悪い…それに、頭も痛くなってきました。
朝までなんともありませんでした。風邪を引いた感じもなかったし、頭痛も胃痛もほとんどなく、最近は快適に過ごせていたのに。


クスリの副作用


一つ私がここで思いついたのが…もしかしてシップ??
痛め止めとして有名なロキソニンですが、副作用に胃のもたれ、ムカつきがあるのです。
副作用としてそのような症状が出ることも分かっていましたが、まさか湿布を貼っただけで?
調べてみたところ、外用でも湿布の成分が皮膚から吸収されて血液に入り、全身に回るのだそうです。

急いで湿布を剝がしましたが、胃の不快感やゲップが止まらず、気持ち悪くて夜になってもなかなか寝付けません。
そこで一緒に処方された他のクスリも確認しました。内服で処方されていたのは、炎症止めの薬と胃薬。

そうか、そういうことだったのか!

痛み止めや炎症止めの薬だけだと胃が荒れる可能性があるから、だから胃薬も処方されたんだ。
納得できました。

しんどかった私はその時やむを得ず内服薬も服用し、するとものの30分もしないうちに胃の不快感は落ち着きました。
それから頭痛も消え、ようやく眠ることが出来ました。


対処療法としてのクスリ


もうおわかりのかたもいらっしゃいますよね。
西洋の石油ベースのお薬は、対処療法なのです。

①    足が痛いからロキソニン(痛み止めの薬)を処方する

②    ロキソニンの副作用として胃のムカつき不快感があるから、胃薬を処方する

③    胃のムカつきは収まる

結果的に、痛みも和らいだし胃痛や頭痛も収まりました。
しかし、今回治したいのは足の痛みですよね。もっと言えば、痛みの原因にアプローチしたい。
今回の痛みの原因は足の骨に損傷があったことなので、本来は骨をくっつけることが治癒の目的。しかし、骨折や損傷に関しては、現代の医学でも早く治したりくっつける治療は存在しません。
自然治癒を待つしかないのです。

私の足の痛みは既に2日目から少しずつ和らいできていたので、薬を服用することはすぐにやめていました。
だけどきっとここで悩むべきは、この中でどれを最優先に考えるのかということ。


①   痛みを我慢する
②   痛みを抑えて胃のムカつきを我慢する
③   痛みや胃のムカつきを抑えてクスリを飲み続けて、胃潰瘍になるリスクをとる。(痛み止めのシップは、貼り続けると胃に穴が開いたり、胃潰瘍などのリスクがあるようです。)


これらを天秤にかけて、何を第一優先に考えて、どう選択していくかが大切なのだと思います。
※今回のケースでは、痛みの原因である足の治癒を最優先に考えるべきですね。


まとめ


私たちはついつい、先生(医師)の言うことを聞けば治る、薬を飲んでれば治ると思いがちです。
だけど、自分のことを一番わかっているのは自分自身。
症状が和らいだと思えば飲まなくても良い、医師もあくまで今までの知識や経験で患者を診ているのであって、そこに義務や責任、罪悪感はなくて良いのです。

それにむしろ、自分で感じて、考えて、判断することの方が大切な気がします。
自分の身体は自分のものだから。
最終的に、自分を守れるのは自分しかいないのだから。

と、こんなことを書きましたが、この経験は私にとてもとても勉強になりました。
薬を飲まない代わりに、早く痛みを治すため、骨が治るのを助けてあげるために、アーユルヴェーダのオイルを塗ってあげたり、より食事に気を付けたりしていました。
それから私の場合、ちょっと良くなるとすぐ動きたくなる性格もあり、様子を見ながら過ごしています。


余談≪腸の話≫


それから余談ですが、この時もう一つ、気付いたことがあります。


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