マガジンのカバー画像

潰瘍性大腸炎の記録

12
潰瘍性大腸炎の発症から闘病、そして長期寛解に至るまでの記録です。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

潰瘍性大腸炎の記録 #1:はじめに〜前兆

はじめに  私が潰瘍性大腸炎を発病したのは、1997年(38歳)のときのことだ。ちょうど、サラ…

潰瘍性大腸炎の記録 #2:発病〜地獄の内視鏡検査

発病  会社の健康診断から半年ほどたった後のことである。相も変わらず酒を飲み続けていたの…

潰瘍性大腸炎の記録 #3:病名告知と最初の寛解

病名告知と最初の寛解  検査が終われば、次は外科教授の診察である。父親の友人の名誉教授に…

潰瘍性大腸炎の記録 #4:そして再燃・教授交代

そして再燃・教授交代  再び酒を飲み始めても、さすがに最初はおっかなびっくりである。まず…

潰瘍性大腸炎の記録 #5:頭痛と高熱

頭痛と高熱  こんな調子でずっと薬を飲み続けていたのだが、なかなか次の寛解は訪れない。ず…

潰瘍性大腸炎の記録 #6:神経内科と貧血、そして転院

神経内科と貧血、そして転院  頭痛と大腸の病気はまったく関係ないと言われ、大腸炎の投薬は…

潰瘍性大腸炎の記録 #7:個人病院へ

個人病院へ  啖呵を切っておん出てしまった大学病院だが、その時次に行くあてがあったわけではない。こうなってしまっては、次にどこに行くのかは自分で探さなければならない。ただ、こういう酷い目にあった以上、「もう大学病院だけはイヤだ」とこのときは本当に思っていた。どこかに消化器系に詳しい町の名医はいないんだろうか、と思いとにかく次を探すことにした。  ところが、そんな個人病院探そうにも何のつてもない。この頃は、ようやく21世紀を迎え、ネットの勢いが増してきていた時代だったが、そ

潰瘍性大腸炎の記録 #8:再びの大学病院〜GCAP

再びの大学病院  こうして、いよいよ新しい大学病院である。思えば、1998年に発症してからす…

潰瘍性大腸炎の記録 #9:予期せぬ入院

予期せぬ入院  GCAPまでやって効果なしということで、また試行錯誤である。腸に直接入れるペ…

潰瘍性大腸炎の記録 #10:そしてステロイド治療〜主治医の交代

そしてステロイド治療  痔も手術して一段落。そしてなかなか寛解が長続きしない潰瘍性大腸炎…

潰瘍性大腸炎の記録 #11:ついにビンゴ、そして長期寛解

ついにビンゴ、そして長期寛解  最初にステロイド投与した後離脱に失敗したが、2度目のステ…

潰瘍性大腸炎の記録 #12:おわりに

おわりに  こうして人生初の「難病患者」というステータスはほぼ克服することが出来たようで…