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天からの手紙とうとう降り積もり師走。

<05 本だけ読んで暮らしたい>
雪が降った。積もった。引きこもり開始である。
今読んでいる本『うつ病九段』(先崎学)と、『「思春期を考える」ことについて』(中井久夫、ちくま学芸文庫)。どうしてそんな難しい本ばかり読むの、と言われるけど、難しいというか、興味があるというか。「うつ病九段」はとっても読みやすいし映画にもなったし、「三月のライオン」と関わった棋士の書いた本だし、うつ病の心理がギュッと濃縮されていて参考になる。
私の場合は、拗らせ鬱だ。。。もう長いことそうだからこんなふうに一年で現場復帰できるまで治ったことがうらやましい。私にはもどる現場さえない。だから現場を作ろうとして足掻いた、足掻いている、その「現場」になるべきはずの場所からまた逃避である。でも、思いがけない整形外科的入院により、規則正しい睡眠が戻りつつあるのは朗報である。あとは無理のない散歩、重いもの持たない、が原則だが雪が降ると除雪がしたくなって。。。

はあ、普通、「引っ越しと失業と結婚と妊娠と出産と新築」がほぼ1年以内に重なって起きれば鬱の発症率は高くなる、と中井久夫氏の本にはあった。それと同じようなことが人生で二度あれば、逃げたくもなるでしょう。
逃げても変わらなくて今があって、まあ時代は少しずつ変化しているのだろうけれど「人」はなかなか変わらない。自分は変えられる。そう思って生きるしかない。

あー師走である、大嫌いな師走、大掃除もおせちも、苦手なのだ。
今年は足の酷使は無理なのを理由に、言い逃れして逃げ切るのだ。
しゃーない、と自分で自分を慰めよう。

この絵本は好きです。違う二人でも友だちになれるかも、という希望。


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