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竹島水族館のタカアシガニ

普通に生きていたら

出会えなかった

足を運んでようやく叶った

コロナの時期には入場制限が

あってなかなか入れなかった

お目にかかれなかった

蒲郡と言えば竹島

竹島と言えば水族館

竹島水族館と言えば深海生物

深海生物と言えばタカアシガニ

深い海の底で生まれた彼ら

何事も無ければ

そのまま人目につかず

ひっそりと深い海の底で

一生を過ごしていたであろうに

何の因果か

漁師さんに引っ張り上げられ

水槽に入れられて

今や僕の目の前で蠢いている

生きているのか

死んでいるのか

何を考えているのか

何も考えていないのか

怪しさ満点

緩慢に手足を動かしながら

じっと僕の事を見ている

そのつぶらな瞳

ごつごつした体表に

触れる事が出来るのは

蒲郡水族館ならではの魅力

じっと見ていると

甲羅の模様が人の顔に

見えたり見えなかったり

細長い手足を

ゆっくり動かしながら

タカアシガニは

タカアシガニ的な悩みの種に

頭を抱えているのかもしれないが

見た目からではさっぱり分からない

指先で甲羅に触れると

爪先が水面に持ち上がり

怒ってるのか

喜んでいるのか

言葉は通じなくとも僕は僕なりに

再会を喜んでいる事を彼らに伝わったら良いな

蒲郡水族館に来る理由の一つは

そんな可愛らしくも怪しい不思議な深海生物に

会えるからであり

タカアシガニの元気な姿が

久しぶりに見られて僕は満たされた

ありがとう蒲郡水族館

ありがとうタカアシガニ

また会いに来るからね!


手足長すぎるへんてこりんなフォルム(°▽°)

↑竹島水族館のホームページも覗いてみてね!

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