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君の言葉で僕を安心させて

僕は君にとっての何なのか

君に言葉にして

言ってもらわなければ

僕は安心できなくて

何百何千と言う夜を

繰り返し悶々と過ごす

愚か者

君は呆れてそろそろ

言わなくてもわかるよね

と言うけれど

僕は繰り返し

言ってもらいたいし

聞きたい我儘野郎

自己肯定感の低い

それでいて頑固な頭の

持ち主だから君がいくら

素晴らしい言葉を

贈ってくれたとしても

次の瞬間にはネガティヴが勝り

あぁ、君に求めてしまう安心感

君は黙って首を横に振るけど

その意味すら分からない

僕には悲しい気持ちだけが

植え込まれて芽生える孤独感

言葉を重ねる程に

僕は迷子の様な気持ちになる

出口が見えないから

叫んではみるけれど

僕が納得して理解して

安心できる様な魔法の言葉は

どこにも落ちていない

不安がって君を傷つけて

僕は僕をさらなる迷宮へと

追いやってしまう

甘えと我儘と構ってちゃん

めんどくさいものを

すべて引っくるめて煮詰め

出てきた灰汁の様な

心を晴らすには

君の言葉が必要なんだ

何百何千と言う言葉の果てに

訪れる幸せを

僕にみせておくれよ

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